僕の読書遍歴:プレゼントしてもらった2冊の本が人生を決めた。

猫と本 本・読書に関すること

ふと考えてみると、数え切れないくらい本を読んできました。たぶんこれからも本を読むでしょう。

僕の読書遍歴

私が本を読み始めたのは、たぶん小学生のころだと思います。

きっかけは祖父母に本をプレゼントしてもらったこと。

同時かどうかは覚えていないものの、もらったのは「シャーロック・ホームズ」と「ファーブル昆虫記」です。

特にファーブルの方は、なぜかファーブルの自伝でした。

この本はとても面白くて、何度も読みました。

どこが面白かったかというと、ファーブルが代数学の本を読むために勤めていた学校に忍び込むシーン。

当時は本が貴重だったので、厳重に管理されていたんですね。

その本を読んでいた当時はわからなかったんですが、知識を得るということへの渇望を知ったのはこのときかもしれません。

それからはだんだんと本を読むようになっていって、小学生も高学年になってくると学校の図書室に入り浸っていました。

私が通っていた学校にたまたま怪盗ルパンの全集が入っていて、それを全部読んだ記憶があります。

とくに『水晶栓』はよかったですね。

こんな面白い本があるんだ!と驚いたのを覚えています。

ここまで振り返ってみると僕の人生は本とともにあったということが自分でもよくわかります。

最近は本を読む人が減っているそうです。

それも「若者の読書離れ」ということでもなく、年齢が上の方もです。

僕は本を読むことが一番好きなのですが、別にすべての人が本を好んで本を読まなくていけないとも思いません。

ただただ、面白いから続けているだけ。

もし、あまり本をああり読んだことがないという理由で読んでいない人がいるとしたら、1回図書館に行って、適当に手に取ってパラパラとめくってみては欲しいと思っています。

僕は大学に行っても、3年までは友達がいなかったので本ばかり読んでいた記憶があります。

自転車で10分くらいのところに図書館があったので、土日にはよく通っていました。

大学の図書館にも、もちろん行っていて地元にはない難しい本がたくさんあることが嬉しかったですね。

そして、本が好きなことはいまも続いていて、こうしてブログを書いているわけです。

まとめ

不思議なことに僕の両親はほとんど本を読みません。

子どもが本を読むことを好むようになるには、両親が本を読むことが影響するという説を聞いたことがあります。

ということは祖父母がプレゼントしてくれた2冊の本が人生を決めたということになりますね。

作家にならなくても、出版社にならなくても、本とともに人生を歩むことはできます。

今日も本を読んだし、明日も本を読むでしょう。

若い頃、車中で本を手放したことはなかった。そこからラブ・ストーリーが生まれるなら、読書には私の知らないもう一つの楽しみがあったことになる。

水谷三公『読書三酔

photo credit: Dany_Sternfeld Bookstore cat via photopin (license)

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