LIFE PACKING by 高城剛:これは人生の指南書だ!

書評

みなさんはどんな本が好きですか。

一番読み返した本がそれに当たると考える人もいるかもしれません。

僕は小さい頃から読書が好きだったので、いろいろあるのですが、一番読み返した本となるとこの本しかありません。

この本は高城剛さんが持ち物、99%を処分して、残った1%のモノを紹介したものです。この本に登場するモノはすべて「本人私物」。タイアップもスポンサーもありません。

この本の何が好きかというと高城剛さんの人生観が見えるところなんですね。そして、それにすごく共感してしまう。

たくさんのガジェットを紹介している本でありながら、実際は高城さんの頭の中をパッケージにしたような本なのです。

本の内容

この本ではひとつのモノに対し、見開きで写真と解説がついています。いたってシンプル。

紹介の仕方は、高城さんが持ち歩く1日、2週間、1ヶ月ごとに、それらをいれるバッグなどともに取り上げられています。

先日ブラウンのシェーバーを買ったのですが、まさにこの本に載っている商品を買いました。

正直、この本を読むまで、高城剛さんには、そんなにいいイメージを持っていませんでした。沢尻エリカさんの元旦那さんというくらいで。

しかし、この本を読んだことで完全にイメージが変わりましたね。1日の外出では手ぶらでコンピューターを持ち歩かないということも意外でしたし、3ヶ月以上になると、モバイル神棚と出雲大社の御札を持って行くとか。

とても面白くて高城さんの本をいろいろと集めるようになってしまいました。

瞑想を始めたのも高城さんの影響です。この本で

ここ数年、ずっと瞑想をしていまして、あらゆる場所、例えば飛行機や旅先のホテルでも瞑想をしています。

と書いてあって、モバイル瞑想セットが紹介してありました。それで興味を持ち、いろいろ瞑想について調べるようになり、実際に取り組むようになったわけです。

とにかく厳選されたモノばかりなので、そこに高城さんの思想が垣間見える。そこが楽しいんですよね。

2012年の本なので、いまでは手にはいらないものや、海外製で入手が難しい物もあります。

ぼくはこの本、旅先にも持って行きます。荷物を軽くするというこの本のコンセプトには反する気がしますが。旅先のホテルでこの本を読むというのもまた一興なのです。

驚いたのは高城さんは玄米に、ごま塩をかけたものしか食べないそうです。(この本の出版時点)

まとめ

ガジェットが好きな方にはもちろん、おすすめできますし、断捨離好きの人にも合うかもしれません。

ぼくはいつも側において、ことあるごとにパラパラとめくっています。そのたびに何かヒントがもらえるような気がするんですよね。

興味を持った方がおられたら、ぜひ読んでみてください!

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