ロック史上もっとも変わったアルバムである「トラウト・マスク・レプリカ」を紹介します。
かなり変わった音楽「トラウト・マスク・レプリカ」
知る人ぞ知るロックの名盤「トラウト・マスク・レプリカ」というアルバムをご存知でしょうか。
ロック界の超人フランク・ザッパの盟友、キャプテン・ビーフハートが1969年に発表した作品です。
名盤ということでビートルズやストーンズ、ツェッペリンのような“きちんとした”感じを思い浮かべるとズッコけること間違いなし。
のっけから各楽器がずれまくっているようにバラバラの演奏が展開され、それが1時間以上も続きます。
ブルースがベースにはなっていますが、ジャズなどいろいろな音楽の要素をごちゃ混ぜにした感じです。
なによりすごいのは、先ほどバラバラと書いた演奏はリハーサルにリハーサルを重ね、一説によると譜面まであったというエピソードもあります。
一聴して「?」が浮かび、聴くほどにハマるこのアルバム、各配信サイトでもラインナップされていませんし、CDも品切れになりつつあります。
2013年に名エンジニアボブ・ラドウィックがリマスターしたCDがありますが、海外通販しか入手する方法がありません。
キャプテンビーフハートの「トラウト・マスク・レプリカ」を久しぶりに聴きたくなったんだけど、どこでもCD扱ってない。
配信もないし、リマスターを聴こうと思ったら海外から輸入しないといけない。
普通に買えたらいいんだけどな~#キャプテンビーフハート
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) June 12, 2019
wild combination: Captain Beefheart – 『Trout Mask Replica』 1969
最近また聴きたくなったのですが、以前持っていたCDをすでに手放していました。
まとめ
決して一般受けするようなタイプの音楽ではありませんが、ロックの名盤をさかのぼって聴いているような人はいつか行き当たるアルバムでもあります。
視聴ができるサイトはありますので、興味があったら一度チラッとでも聴いてみてください。
2013年リマスターの音はいいみたいなので、普通に流通できるように復活してほしいです。