先日参加したシンポジウムでいい言葉に出会いました。
「自分ごと化」するという考え方
それは「自分ごと化」するという言葉です。
このシンポジウムは福山の公園を活用するためのシンポジウムでした。
「広場」があれば人の流れが生まれ、交流が生まれるというのが面白かったのですが、ここで出てきたのが「自分ごと化」。
つまり、公園を市役所や町内会などが管理する場所と思うのではなく、自分の場所だと思う人を増やそうという提案でした。
自分の場所だと思えば、管理にも関わりたくなるし存続するために意見を述べてくれたりします。
つまり、なかなかうまくいかない「まちづくり」のキモが「自分ごと化」というわけです。
「自分ごと化」はいろいろ生かせそう
これって公園の活用だけではなく、いろいろなことに生かせる考え方だと思います。
イベントやビジネスをしている人は「自分ごと化」することによって、ファンを増やす手段になるかもしれません。
コミュニティの運営にも使えそうな雰囲気。
自分から動いていく
ぼくも含めて人は誰かがやってくれると思うと腰が重くなるもの。
行動すればすぐに解決することでもためらってしまいますし、ましてや他人との関わりが必要ならなおさらです。
自ら動くことは思い切りが必要ですが、失敗も材料になることを考えるとほとんど損はないのかもしれません。
まとめ
これからコミュニティを運営したり、サービスを考えるときには「自分ごと化」というワンステップを入れるのもありですね。
最近はスマホやSNSが普及して、逆にリアルのつながりの価値が上がっているように思います。
そこにいかに「自分」というキーワードを混ぜるのか考えたいです。