ビートルズのベスト「青盤」をきっかけに音楽好きになった!

ビートルズの青盤 1967−1970 音楽

いまでも毎日音楽を聴いていますが、そのきっかけとなったのはビートルズです。いってみれば偶然の出会いですが、本当に幸運だったと思っています。

洋楽ロックにハマったきっかけ

ぼくは中学生くらいのころから洋楽ロックを聴くようになりました。

きっかけは英語の授業の前に先生がビートルズをかけていたからですね。

それをきっかけにビートルズが気になったものの、当時はYouTubeもないのでCDを買いに行きました。

しかし、行ったお店でどれを買っていいかわからず、たまたま知っていた「Let It Be」が入っている青いジャケットのアルバムを買いました。

そう、ビートルズ好きにはおなじみですが、いわゆる青盤と呼ばれるベスト盤です。(正式タイトルはThe Beatles 1967-1970)

ビートルズ青盤

いまでは「1」というベスト盤も出ていますが、当時CDで普通に買えるものはこのくらいしかなかったのではないかと思います。

ビートルズ入門の定番「赤盤」「青盤」

ファンなら知っていますが、このベストは初期を取り上げた「赤盤」と「青盤」があります。

それぞれのジャケットのカラーから由来しています。

「赤盤」のほうが普通イメージするビートルズのヒット曲がたくさん収録されていて、どちらかというと初心者向けだと思います。

しかし、なにも知らないぼくは後期ベストの「青盤」を買ってしまいました。

「青盤」の時期はアルバム「サージェント・ペパーズ」のころなので、ビートルズの音楽性が変化していく時期です。

A面の1曲目が「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」ですからね。

いまとなっては大好きな曲ですが、当時はあまり良さがわかりませんでした。

なじむことができたのは「Let It Be」や「Get Back」「Ob-La-Di, Ob-La-Da」とかですかね。

「1」はイギリスとアメリカで1位になった曲だけを集めたものですが、「青盤」はいわゆるアルバム曲などからも選曲されているので、なかなか渋い選曲です。

それもそのはず。このアルバムはメンバーのジョージ・ハリスンが担当しています。

B面曲である「オールド・ブラウン・シュー」が収録されているのはジョージのプライドでしょうか。

洋楽の何度も聴いているうちにハマる現象

そんなわけで一聴して良さがわからなかったものの、おこずかいで買ったCDなので繰り返し聴いているうちにある日目覚めたというか、良さがわかった瞬間がやってきました。

洋楽やジャズなどの入門者に定番の「せっかく買ったから繰り返し聴いているうちにハマった」という現象ですね。

今思えばビートルズが洋楽ロックの入門で本当に良かったと思います。

初期を中心にもはやスタンダードナンバーともいえるヒット曲や、後期のさまざまなジャンルに挑戦した曲群を聴くことでロックを好きになる素地ができたと思うからです。

「青盤」のよさがわかってからは、毎月少しずつビートルズのアルバムを買い集めていきそれ以来音楽を聴くときはロックを聴いています。

CDについていた解説などで、どうやらストーンズというバンドがいるらしいぞと知ってCDを買ったりしました。

まるでビートルズの現役当時みたいな話ですが、いまでは懐かしい思い出です。

青盤の盤面

人生を変える出会い。

思えばビートルズも、ストーンズも、ツッペリンも、一回聴いただけではその良さがわかりませんでした。

それはぼくの音楽的な素養もあるかもしれませんが、ロックはビートというか、リズムが強調されていて演奏が重要で、メロディーで聴く日本的な好みとは違うということもあったかもしれません。

ロックにドハマリした結果、GLAYなど一部は聴いていたものの、当時の流行りの音楽はテレビで聴くくらいでほぼ知らずに人生を過ごしてきました。

そのためいまでもチャートをチェックするのは洋楽が多いですし、新しいアーティストやニューリリースも洋楽を見ています。

音楽の仕事をしているわけではありませんが、人生の趣味が決まったという意味で、ロックとの出会いが人生を変えてしまったわけです。

まとめ

ビートルズと出会ったおかげで、いまアナログレコードを集めていますし、いろいろな人と出会うことができました。

はじめは良さがわからなかった「青盤」を聴くことで、こういう展開になるとはもちろん当時はわかりませんでした。

ロックをはじめとする洋楽はこれからも聴いていきたいと思います。

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ロックにハマるきっかけになったアルバム

The Beatles 1967 – 1970 (青盤)

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