この本を読んだ理由
ぼくには悩みがあります。それは「なかなか行動ができないこと」。行動の一歩目が遅いんですね。野球で例えると、一歩目が遅いと取れる打球も取れなくなってしまいます。
失敗したらどうしようかとか、この決断で本当にいいのだろうかなどと考えだすと行動することができなくなっていました。
たとえば、僕は数年前にNo Second Lifeを読んでブログを始めたいと思い、ブログ本も買ったりしましたが、実際にブログを始めたのは今年の2月、WordPressに移行したのは4月末です。
ブログは想像していた以上に楽しく、ブロガーさんとの交流もできて、これ以上ないくらいのスタートが切れています。
これだったら、もっと早くから始めればよかったと思ったわけなんですが、どうすれば自分の弱点を改善できるのだろうと考えて、この本を手に取りました。
実はこの本、再読で立花岳志さんのブログを読んで読むことを決めたのでした。
一歩目を踏み出すこと
著者の中谷さんは多作で知られていますし、また多方面で活躍されています。
この本を読んで感じたのは、まずやってみること。これが大事だと感じました。本を出すことは決断の連続だと思います。それを量産しているのだから、決断から行動へのスピードがとにかく早いのだと思います。
チャンスをつかむには、すぐやるしかないということですね。この本では、数ページくらいの文章で、すぐやるべき理由を書いてあります。
読書が好きな人なら、あっという間に読めると思います。でも、ここがひとつの仕掛けになっていて、行動へのスピード感が上がっていくような気分になります。
正直、やらない理由を探すほうが簡単です。今の場所に安住したほうが楽かもしれません。しかし、行動し、チャンスをつかむためには、「すぐやる」ことが必要なのです。
この本ではたとえば、買った本はすぐに1ページ読んでみるとあります。すぐに1ページ読むことで積ん読にならずに、貴重な知識を得る機会を失わずにすむのです。
これって、すぐやることによって、行動にレバレッジをかけるということだと感じました。一歩目を踏み出してしまえば、あとは勝手についてくるというイメージです。
No Second Life立花さんの書評
「すぐやる人」が最強である件について | No Second Life
先ほど書いたようにこの本は立花岳志さんが書評を書かれています。
すぐやる人は、同じ人生でより多くの経験を積むことができる。
すぐやる人は、同じ人生でより多くの友達を得ることができる。
すぐやる人は、同じ人生でより多くのワクワクを手にすることができる。
すぐやる人は最強なのだ。
だからこそ、この本を読んだわけですが、立花さんはこの他にも
僕は「すぐやる人」になりたい | No Second Life
というエントリーを書かれています。とにかくまずやってみることが大切だということですね。
そういえばイケダハヤトさんも繰り返し、先行者優位について発言されています。これも広い意味では”すぐやる”に入るのではないでしょうか。ビジネスで大きな利益を上げるほどの行動はなかなか難しいものがありますが。
まとめ
ぼくの友人に”すぐやる”人がいます。その人は新しい習い事もするし、旅行にも出かけます。
ぼくはそれをずっと羨ましいと感じていました。しかし、実際はぼくが”すぐやる”ことを選ばなかっただけなんですね。
とにかくハードルを低くして、行動することを楽しむ姿勢で行きたいと思います。このブログでも楽しそうなことはすぐやる!っていう感じで楽しみたいと思います。
ぼくと同じように感じている人、なかなか行動できない人におすすめです!