音楽もサブスクリプションで楽しむ時代だからこそ、あえてレコードで楽しむ理由を考えてみました。
Contents
“あえて”今、レコードで音楽を聴くということ
Apple Music、Spotifyなどサブスクリプションの音楽サービスが普及してきて、音楽を楽しむための手段が多様化しています。
オンラインだけで完結する時代に、CDやレコードなど盤(ディスク)として、アルバムを所有する意味はあるのでしょうか。
その理由としてぼくが考えているのが、
- あえて手間をかける楽しさ
という点です。
もっというと、手間をかけられる楽しさとでもいったらいいでしょうか。
ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズなどで知られるロッカー、甲本ヒロトさんはこのように言っています。
CDとレコード、両方聴いてみて。CDだってちゃんとグレードが素晴らしいから、今あるわけで。全然たりないわけじゃないんです。僕らは贅沢してる。でも音楽鑑賞を贅沢に楽しみたい人は、レコードを一度試したら、って思う。
ザ・クロマニヨンズインタビュー 「音楽鑑賞を贅沢に楽しみたい人は、レコードを一度試したら、って思う」 | Record People Magazine
これは本当に同感!
レコードは、盤ごとに音が違うと言ってもいいくらい、多様なサウンドが楽しめます。
音楽好きな方なら、ものすごく高額なレコードの話を聞いたことがあるかもしれません。
ましてや、プレイヤー、カートリッジ、アンプ、スピーカーなど、こだわりを発揮するポイントがたくさんあるんですね。
だから、手間をかけて自分なりの
それと、いまではアルバム単位ではなく、曲単位、プレイリスト単位になっているので、1枚のアルバムにしっかりと向き合うということが少なくなっている感じがします。
逆に1曲を聴くためだけに、7インチのシングルをかけるっていうのもぜいたくな感じがしませんか。

Spotifyもすごく便利なんだけど、マニアとしてはやっぱり「ディスク」は欠かせない。
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) February 1, 2020
自分の聴きたいバージョンがレコードにしかない場合もあるし、そもそもCD化もネット配信もされていない場合もある。
マスターテープが劣化したから、レコードの音が一番生々しい、とか聴くとワクワクする笑。
まとめ
今回はレコードを聴いていく上での、一つの魅力を紹介しました。
今回は“手間”というキーワードでの紹介でしたが、レコードって、シンプルに楽しいし、音もいいんですよ。
“あえて”今だからこそ、好きな音楽をレコードで聴いてみませんか。
アナログレコードのすすめ:その人なりの楽しみ方ができるのがレコードいいところだ。 | つぶログ書店