音楽を楽しむ手段としてすっかり定着したサブスク。
そんなサブスクが普及する前はどんな風に音楽を楽しんでいたのか思い出してみました。
サブスクで音楽を聴く前の時代は…
いまはApple Music、Spotifyなど、音楽もサブスクで楽しむ時代になりました。
ぼくもSpotifyを契約していて、CDやレコードとともに音楽を楽しむ手段として使っています。
こういう生活になってしばらく経ちますが、ふと「サブスク時代の前はどんなだったかな?」ということを考えました。
サブスク時代の前はCDを買うのもある種ギャンブル的要素がありました。
というのも、内容をたしかめる手段がほとんどなく買うなり、家に届いて聴くまでアルバムの全体像がわからないからです。
当時はネットで買うときにアルバムごとのページに試聴のためのリンクがあり、そこから各曲30秒くらいの試し聴きをしていました。
それでは曲やアルバムの全体はたしかめられず、本当の意味での“試聴”でした。
サブスクで音楽を楽しむことがすっかり定着したけど、それ以前ってどんなだったかを考えてみた。
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) July 28, 2020
当然、CDとかを買っていたんだけど、当時はネットで買うときも一生懸命試聴をしていた。
たいてい30秒くらいだから、そこからどんな曲か想像を膨らませたり。
買うまで全体像がわからないのも楽しい。
不便だけど今思うと楽しかったことも
いまでは公式アカウントによってYouTubeに音楽がアップされていたりしますが、ぼくが音楽を聴くことにハマり始めた時期はそんなこともありませんでした。
都心の大型店舗に行けば新旧問わずいろいろなCDを試聴して買うことができるのですが、田舎に住んでいたのでそれもできません。
今思うといろいろ不便ですが、意外と楽しかったのも事実。
音楽の中身を想像する楽しみがありましたし、予想していたよりもずっと素晴らしいものに出会うことがあったからです。
今ではサブスクに加入すれば、いきなりアルバムをすぐに聴けますし膨大な数のプレイリストにアクセスできます。
どちらがいい悪いということではありませんが、前の時代には前の時代なりの楽しみがありましたね。
音楽を持ち出す手段も違った
CDを買う以外にもテープやMDに音楽を入れて聴くというのも今ではない手段ですよね。
ぼくの小さいころはギリギリテープの時代、そしてMDが普及して、iPodが出てきたくらいです。
自分が経験しているからかもしれませんが、この時代の技術の進歩は結構すごかった印象です。
時代によってツールは変わるので、今は今の音の楽しみ方があると思います。
それと同時にアナログレコードやカセットテープのリバイバルのようなブームが起こるのが面白いところです。
まとめ
当時は友達などから教えてもらうか、ラジオ、あるいはお店で偶然手に取るくらいしか新しい音楽に出会う方法はありませんでした。
それを思うといまはいい時代です。
世界中の音楽を、ジャンルを問わず聴くことができるからです。
そんな時代に少し前を振り返ってみました。
本当に好きなアルバムは【盤】で持っておいた方がいいと思ったり。 | つぶログ書店