Apple MusicやSpotifyなどストリーミング配信はすごく一般的なものになりました。
ただCDやレコードなどにもよい点はあり、それぞれを生かして音楽を楽しんでいきたいです。
すっかり普及したストリーミング配信
すっかり普及した感のあるApple MusicやSpotifyなどの音楽配信サービス。
ぼくはiPhone、Macユーザーなこともあり、Apple Musicを愛用しています。
自分の好きなアーティストだけではなく、興味はあったけど聴いたことがなかったアーティスト、まったく知らなかったジャンルにも挑戦できるのが個人的に良いと思っている点です。
配信サービスの不満な点
ただ不満も何点かあって、
- アーティスト名、アルバム、曲名など表記のルールが統一されていないこと。
同じアルバムが何枚もラインナップされている反面、聴けないものがあること。
アップされている以外のバージョンを聴く手段がないこと
です。
やっぱりCDはまだ必要
特に最後の項目のことを考えるとCDはまだ必要だし、レコードが復権しているのもわかります。
下記の記事にあるようにApple Musicにアップされているバージョンが必ずしもそのアーティストにとって最高の音になっていないことがあります。
ローリング・ストーンズの2009年リマスターが失敗した理由|ツナギトレードコンサルティング|note
また過去のCDにだけ有名エンジニアが関わっていたり、別ミックスが収録されていたりということもあります。
実質上過去のすべてのバージョンをネットにアップすることはありえないので、マニアにとっては過去の時点の“音”を聴こうと思ったら、CD、レコードを手に取る必要があります。
ストリーミング配信は入口
たくさんのアーティスト、ジャンルを聴くという点ではストリーミング配信はとても便利です。
しかし、突き詰めて音楽を聴いていこうとしたら別のメディアを手に取る必要があります。
レコードは特別なレア盤でなくても、そのアルバムが出たのと同じ時代に制作されたというアドバンテージがあります。
ストリーミングだと音質的にも決められた範囲を超えることはできません。
ストリーミング配信を入口として、より深い音楽の楽しみに入っていくのがいいかな、と最近は思っています。
まとめ
ストリーミング配信により、音楽の世界に気軽にアクセスできるようになりました。
アーティストへの収益の配分など課題はありますが、音楽を楽しむ上でのメインの手段になるかもしれません。
ただ、ネットの場合は「アクセス権」だけなので、本当に好きなものは自分で買うようにしたいです。