ローリング・ストーンズのことをネットで調べているうちに1994年に名エンジニア、ボブ・ラドウィッグの音がいいことがわかりました。
近所のTSUTAYAに置いてあったので、まとめて借りてきました。
ストーンズ1994年リマスターの音がいい?
音楽を聴く時にはレコード、CD、ストリーミングなどいろいろなメディアがあります。
では、ストーンズの70年代のアルバムを聴く時にはどのメディアが適してるのでしょうか。
レコードまで聴いているファンには鮮度が高く、迫力があるということでオリジナルプレスのレコードが人気があります。
では、CDでは?
そんなことを調べている時に出会ったのがこの時期です。
この記事によると、いまメインで(CD、Apple Musicなど配信)で使われている2009年リマスター音源は音圧は高いものの、アナログライクな本来のニュアンスが失われているというのです。
そして、70年代のストーンズの作品をいい音(当時のサウンド)で楽しもうと思ったら、1994年のリマスターこそベストとのこと。
70年代ストーンズを安価にて高音質で聴くためには、面倒でも、ストリーミングや音楽配信ではなく、①の1994年リマスターCDをレンタルし、リッピングするというのが現時点でベストの方法となります。
これらの作品群のリマスターを担当しているのが名エンジニアとして知られるボブ・ラドウィッグなのです。
ボブ・ラドウィッグファンでアナログライクなサウンドが好きなぼくにとってはこういうのを聴くといてもたってもいられなくなり、近所のTSUTAYAでストーンズのCDを借りてきました。

▲1994年リマスターを使用しているのはこの黄緑色の帯を使用しているCD。レーベルはVirginです。
ストーンズの1994年版リマスターはボブ・ラドウィックが担当していて高音質みたい。
TSUTAYAで借りてきた。#bobludwig #RollingStones pic.twitter.com/f6sE3QSw07
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) May 5, 2019
1994年リマスターCDをレンタルしてきた!

▲大好きな「ブラック・アンド・ブルー」を聴いてみます。

▲盤面はいたって普通のCD。レーベル面もちょっと昔の感じですね。

▲こちらが1994年リマスターのクレジット。たしかにボブ・ラドウィッグの名前がクレジットされています。
独自のオリジナルアナログマスターの細部をキャプチャーしたと書いてあります。
たしかに音圧という意味での迫力は2009年リマスターには劣りますが、アナログ風な隙間というかスペースの空いた感じが再現されています。
耳に痛くないというか、聴き疲れない感じで各楽器もナチュラルに鳴っています。

▲1981年リリースの「刺青の男(Tattoo You)」

▲「「刺青の男(Tattoo You)」のクレジット。
Apogee製の「UV22 Super CD Encoding」という技術を使っているという説明があります。

▲こちらがVirgin Recordsのストーンズのラインナップ。
「スティッキー・フィンガーズ」から「アンダーカバー」までがラインナップされています。
まとめ
音圧かアナログライクなサウンドかは完全に好みの世界でどちらが正解ということはありません。
アナログレコーディングされた音源に対しての名エンジニアが出した答えが1994年リマスターということになります。
TSUTAYAで普通にレンタルできるので興味があったらぜひ聴いてみてください。