野球界の新しい概念「スラット」を紹介します。
野球界の新トレンド「スラッター」
野球界における最近のトレンドといえば「スラッター」が挙げられます。
最近はMLBのトレンドが日本に入ってきて、プロレベルでもスラッターを認識している人もいて実際に試合で使っている人もいます。
現代の魔球「スラッター」とはどんな球か! | つぶログ書店スラッターはダルビッシュ有にもアドバイスするお股ニキさんが提唱したことで広まった観があるある種の「概念」。
スラッターの「概念」をお股ニキさんの著書『セイバーメトリクスの落とし穴』から引用すると以下のような感じ。
私がスラッタ ーと感じているボ ールを物理的に表現すれば 、概ね 8 0マイル台後半のスピ ードで P I T C H f / xだと左に 0 ~ 5インチ 、重力での落下と比べて 0 ~ 5インチ上の変化量で 、二次元の回転角度は 1 3 5度前後のボ ールである 。
『セイバーメトリクスの落とし穴』
また簡単に言うと、
スラッターとは、早い話がツーシームジャイロのことである(バーランダーのスモールスライダーなど、フォーシームジャイロ型の投手もいる)。
『セイバーメトリクスの落とし穴』
「スラット」とはどんな変化球か
ソフトバンク 千賀滉大 Nasty 141キロカッター
— tanaka13@生きねば (@tanaka19960727) October 19, 2019
①程よい変化量
②88マイル前後の球速
③ジャイロ回転
スラッター要素が完璧に揃っている見事な球。
千賀のカッターは145キロ以下の時が良い感じに「スラット」してると思う。#日本シリーズ2019 pic.twitter.com/pg6Ws9rmIG
個人的にスラットとは縦気味のスラッターという理解。
▲Twitterで探したところ、握りの一例はこんな感じだそう。
ピッチトンネルを通し、スライダー方向に曲がるのが「スラッター」(曲がりの
まとめ
ストレート(フォーシーム)にいかに似せるかという概念が広まってくると、そのピッチトンネルから外れたカーブなどが有効になってきますね。
スラット、スラッター系はムービング系が日本に入ってきたように、近々NPBでもトレンドになるでしょう。