大谷翔平選手の移籍が日米とも大きな話題を呼んでいます。日本とアメリカは移籍への意識も違って面白いですね。
ストーブリーグが楽しい
楽しみなメジャーリーグのシーズンオフがやってきました。
日本だとFA移籍はあまりありませんが、メジャーリーグではシーズンオフの話題の中心です。
本日12月2日(土)、ポスティングシステム(入札制度)を利用して米国・メジャーリーグ移籍を希望する大谷翔平投手(23)の申請手続きを取ったことをお知らせいたします。#lovefighters #mlb #大谷翔平 pic.twitter.com/GnRwnU715Q
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) 2017年12月1日
今シーズンは日本ハムの大谷翔平選手のメジャーリーグ移籍が日米とも大きな話題になっていますね。
It’s Sho time. https://t.co/G0QL2AqAeR pic.twitter.com/MHqgf34wlJ
— MLB (@MLB) 2017年12月2日
日本で移籍をしようと思ったら
日本はFAで移籍しようと思ったら、FAを宣言しないといけません。自動的に権利を得るメジャーリーグに比べて圧倒的に件数が少なくなっています。
日本プロ野球でみられる『FA権を得ながら、権利を行使しない選手』は基本的に皆無である[4]。このためシーズンオフにFAとなる選手は多く、FAによる移籍は日本プロ野球と比べて盛んである。
フリーエージェント (プロスポーツ) – Wikipedia
これってなんだか日本とアメリカの社会の違いを表現しているような気がします。
アメリカは割と転職が多いイメージですが、日本は変わりつつあるとはいえいまだにひとつの会社に勤めつづけるという人も多いはず。
日本の野球界ではいまだにFAで移籍する選手に対して厳しい言葉を浴びせるケースがあります。
もちろん、移籍になれているからといってメジャーリーグファンが完全にビジネスライクかというとそうでもない部分もあり、FAで移籍した選手がブーイングを浴びることもあります。
でも、移籍の多いメジャーリーグではファンも移籍に対して慣れている部分もあると思います。
ジャイアンツとカージナルスが、マーリンズのジャンカルロ・スタントン獲得のため、トレードオファーを出したと正式に発表!今季MLB最多59本塁打を記録したスタントン。2018年はどのユニフォームを着てプレーすることになるだろうか?!https://t.co/Iel4K6JS1g pic.twitter.com/BW2LJfHlb6
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年11月23日
It’s all up to Giancarlo.
Where will he play in 2018? #HotStove pic.twitter.com/nGTys2EJT9
— MLB (@MLB) 2017年12月3日
チームが再建中とはいえ今シーズンのホームラン王、スタントン選手がトレードされるくらいです。(近いうちに決まるはず。)このトレードは日本ではあり得ないはず。
日本も移籍が盛んになるといい
日本には日本の、メジャーリーグにはメジャーリーグなりのよさがあります。
しかし、変えるべきところは変えて残すべきところは残す改革を期待したいところ。
メジャーリーグだと優勝から遠ざかると主力選手を放出し、若手に切り替えチームを再建に舵を切ることがよくあります。日本だと各リーグ6チームしかなく、プレーオフに3位まで進出できるためここまでダイナミックな方向転換は難しいかもしれません。
しかし、ドラフトで取った選手が開花するのを待ち、外国人選手がフィットするかに賭けるしかないよりかは球団が主体となって補強に取り組んだ方が未来が明るいと思います。
まとめ
2018年シーズン、大谷翔平選手はどこのチームのユニフォームを着てプレーすることになるのでしょうか。
日本がメジャーリーグに送り出す選手の中でも屈指の才能を持つ大谷選手。
来シーズンのメジャーリーグを大いに盛り上げてくれるはずです。