存在すら知らない本を探すことっていまはすごく難しいんです。
そのために図書館があるのだと思います。
知らない本に出会うこと
月に一冊も本を読まない人が増えている時代に図書館にどういう価値があるのか考えることがあります。
ぼくが考えたのは“知らない本に出会える場所”であること。
本なら書店でも知らない本に出会えるでしょ、ということを思われた方もいると思います。
それも一理あります。
でも、知らない本を探すのってすごく難しいんですよ。
「図書館なんて自分ちの近くにもあるし本なんてどこでも買えるじゃん」
「ちがうの!!!!ネットで殆どの本は買えるけど知ってすらいない本はそもそも探せないの!!!!新しい本はまだしも古い本やマイナーな本は色んな図書館に足しげく通わないと死ぬまで題名すら知らないまま終わるの!!!!」— ノザキハコネ (@hakoiribox) 2018年7月15日
書店は回転が早いので売れない本はすぐに買えなくなってしまいます。
書店でも図書館でもAmazonでも検索で本を探すこと自体はできます。でも、存在すら知らない本や著者を探すことって今はまだできないんですよね。
存在すら知らない本を探すことっていまはすごく難しいです。
そのために図書館があるのだと思います。
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) 2019年2月27日
まとめ
Amazonなどのおすすめの精度が向上するか、AIなどが身近になればいま読むべき本を教えてくれるようになるかもしれません。
偶然見かけた本を手にとることができて、それを借りることができる図書館は“本との出会い”に価値があると思っています。
photo credit: Iisalmen kaupunginkirjasto Lukupiiri kokoontuu via photopin (license)