ルーツをたどるっていうことの楽しさ:ただブルースをやりたいだけ。

キース・リチャーズ 考えたこと

ローリング・ストーンズの最新ツアー「No Filter」ツアーが2017年〜2018年で一番収益を上げたツアーになったり、ボブ・ディランがフジロックで元気なパフォーマンスを見せたりと、ロック好きにとってはうれしい話題が続いているここのところ。

ロック界では相変わらずベテラン勢が元気です。

The Rolling Stones Are Making $10 Million a Night

ストーンズにしてもディランにしても、お金だけならもっと楽に儲ける手段はあるはずですが、身体に負担のかかるツアーをここまで続けられているのは本当に尊敬できます。

キース・リチャーズはこのように発言してもいますね。

ジェリー・リー・ルイスやチャック・ベリーを聴いた俺たちは、まるで雷に打たれたような気分になったんだ。そして、それをきかっけにいろんなことが知りたくなった。チャックがいたのはチェス・レコードだ。そしてチェスには、マディ・ウォーターズがいる。チャック、マディとここまできたら、チェスに所属するアーティストをすべて聴き、その次は、次はレッド・バード・・・。それから俺は、チャックのレコードに書かれているミュージシャンの名前をチェックした。次にボ・ディドリーのレコード・・・。挙げていくといくときりがないな。で、自分もこうなりたいって思ったんだよ。 

ストーンズが初期のころはブルースカバーバンドだったことは有名ですが、ストーンズは次の世代にブルースを伝えるという役目を果たしたと思います。

ブルースがストーンズやツェッペリンなどのロック勢によって息を吹き返したことはよく知られています。

ロックの後押しがなくても、ブルースはなくならなかったとは思いますが、いまのような立ち位置にはいなかったはず。

元オアシスのノエル・ギャラガーはビートルズをリスペクトしていることで知られていますが、直接のルーツはせックス・ピストルズなどのパンク勢やストーンローゼスなどでした。

こういうことを考えるとレジェンド級のミュージシャンは自分のルーツとなる音楽を後世に伝える役目を果たしているんだな〜と思います。

まとめ

ルーツをたどるっていうことの楽しさをぼくも発信していけたらいいな、と思います。

photo credit: Spector1 Rolling Stones Duke University Durham NC 10/8/05 via photopin (license)

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