最近人生で何度目かでストーンズにハマっています。
ストーンズのキャリアを通して、いろいろ聴き返したりしているのですが今回はストーンズのおすすめライブアルバムを紹介します。
ストーンズのライブアルバムを紹介します。
というのも、ストーンズはやっぱりライブバンドであるのでバンドとしての素晴らしい瞬間がライブアルバムに記録されているからです。ストーンズ独特のグルーブというかノリについても楽しむことができます。
いまではたくさんライブアルバムや過去のツアーのライブアーカイブも発表されていますが、今回は普通に入手しやすいものを選びました。
そのためこの時期が一番好きという人も多い、1973年のヨーロッパツアーの音源は入っていません。
当時のツアーはミック・テイラーとキース・リチャーズがギターを弾きまくり、アドリブを入れまくりノリが現在と違い、演奏もタイト。
ただ最初に聴くよりは1枚、2枚ライブを普通のライブを聴いてからより一層楽しめます。
これらの中にはApple Musicなどで聴くことができるものもあるので、今回紹介したアルバムで興味を持ったらぜひ聴いてみてください。映像(DVD、Blue-ray)でもリリースされていますよ。
ローリングストーンズの最大の魅力はなにか。それは「ノリ」である。
ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト
最初は1969年のUSAツアーからマジソン・スクエア・ガーデン公演を録音した「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」です。
このアルバムはブライアン・ジョーンズに代わってミック・テイラーが加入してから最初のツアーです。
この時期ストーンズはしばらくライブをしていなくて、久々に活動を再開しています。
このライブはブートレッグ(海賊盤)として流通して、それに対抗するため公式に発売されたという経緯があります。
デラックス版もありますが、最初は1枚ものから聴くのがいいですね。
とくに「悪魔を憐れむ歌(Sympathy for the Devil)」はミック・テイラーがソロを弾きまくりで大好きなバージョンです。
スティルライフ
次は1981年のUSAツアーから「スティル・ライフ」を。

現在のストーンズにつながる重要なライブツアーとなった1981年のツアー。
これも1枚もので聴きやすいです。ストーンズが王者の風格を確立したライブで、当然ながら若々しいタイトな演奏が楽しめます。
同ツアーからは映画の「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」も公開されています。
ハンプトン公演を収録したライブアーカイブシリーズもありますので、ストーンズにハマったらどんどんと追求することができます。
シャイン・ア・ライト
2008年にドキュメンタリームービーとして公開された「シャイン・ア・ライト」もおすすめです。
監督はマーティン・スコセッシ。数々の映画でストーンズの曲を使用し、「ラストワルツ」など傑作音楽ドキュメンタリーを監督したスコセッシだけあってファンにはたまらない作品です。
映画とサウンドトラックがあって両方から楽しむことが可能。
ゲストもジャック・ホワイト、バディ・ガイ、クリスティーナ・アギレラと豪華です。
当時ストーンズは60代前半で全盛期に比べれば衰えはありますが、普通に入手できるアルバムでは一番選曲が「ベストアルバム」的な構成になっているのでストーンズを知るのに最適。
気に入った曲のオリジナルアルバムを聴くというのも楽しくていいですね。
ラブ・ユー・ライブ
1975年〜76年のライブを集めた「ラブ・ユー・ライブ」は結構ラフなストーンズを楽しめます。
なので、最初に聴くよりはほかのライブやオリジナルアルバムを聴いてからのほうがより楽しめます。
この時期のベストライブとも言われるLAフォーラム公演もアーカイブでリリースされているので、このアルバムが気に入ったら聴いてみてください。
オリジナルアルバムなどを聴いているイメージとはまったく違うストーンズに驚くかもしれません。
ギタリストとしてロニー・ウッドに交代し、ラフでルーズな魅力が全開で一旦ハマると抜け出せなくなる魅力があります。
まとめ
今回は4枚のライブアルバムを紹介しました。
ストーンズにはライブアルバムとしてリアルタイムにリリースされたものと、あとからアーカイブとしてリリースされたものがあります。
メンバーによって、時期によって演奏が違うのもまたストーンズらしくて楽しいです。
かつてはブートレッグ(海賊盤)でしか聴くことができなかった音源が公式に発表されることが続いていますので、今回紹介したアルバムを気に入ったら聴いてみてください。