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ロバート・Jr・ロックウッドのライブ盤!
絶賛ブルースにどハマリ中ということでぼくの持っているレコードのうち、ブルースの1枚を紹介します。
それが伝説のブルースギタリスト、ロバート・ジョンソンの義理の息子として知られ、腕利きのセッションギタリストとして名を馳せたロバート・ロックウッド・ジュニアのライブ盤「Blues Live !」です。

先日紹介した『アナログレコードで聴くブルース名盤50選』でも世界に誇れるライブアルバムの1枚として紹介されています。
ブルース入門に最適!『アナログレコードで聴くブルース名盤50選』 | つぶログ書店
本盤は1974年に行われた今では伝説となっているブルースフェスティバルの一環として11月25日から30日に5回行われたライブのうち郵便貯金ホールでレコーディングされたもの。(29日はのぞく)
日本初のライブ・ブルースレコード!
ライナーノーツにも、
日本で初めてのブルース・フェスティバルで、われわれも初めてのライブ・ブルースのレコードを作ったわけだが、それにしては素晴らしい素材に恵まれ、国産第一号として、世界に誇れるだけのレコードができたことを感謝したい気持ちでいっぱいである。
日暮泰文氏による解説より
と書いてあるように制作陣としても納得の出来だったようですね。

▲裏ジャケットも雰囲気ありますね!
ブルース・ライブ!の詳細

Blues LiveのA面

- Sweet Home Chicago
- Going Down Slow
- Worried Life Blues
- Anna Lee
- One Room Country Shack
Blues LiveのB面

- Stormy Monday
- Feel All Right Again
- Honky Tonk (Instrumental)
- Mean Black Spider
- Little And Low
で構成されています。
このライブアルバムはジ・エイシズがバックをつとめましたが、ベテランであるロバート・Jr・ロックウッドと血気盛んなメンバーでどっちがソロを取るかのやり取りもあったとか。
アルバムを通して、ギターを弾きまくるというわけではなく、滋味豊かでグルーヴィーな演奏を繰り広げてくれます。
この時、御大ロバート・Jr・ロックウッドは59歳とのことですごく豊かで渋い演奏を聴かせてくれます。もちろんバックのエイシズも腕利き。
それでいて初心者お断り!のような感じではなく、スタンダード・ナンバーも含めて聴きやすいというのも嬉しいポイント。
Robert Jr. Lockwood* & The Aces – Blues Live! (1975, Vinyl) | Discogs
まとめ
このアルバムは恥ずかしながら、最初聴いたときにピンとこず自分のなかでのブルースブームが来て聴き返してハマってしまったというわけです。
なんといっても1曲めが「Sweet Home Chicago」ですからね!
まだ聴いたことがないという人にはすごくおすすめです!
ロバート・ジョンソン「コンプリート・レコーディングス・〜センテニアル・コレクション」 | つぶログ書店
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