「自己投資」「教養」。
こういうキーワードを目にすることが増えてきました。「どうしたらいいの?」と思っている人におすすめするのが「本を読むこと」です。
自己投資としての読書とは?
最近は雑誌でも「教養」、「自己投資」などというキーワードを目にすることが増えてきました。
「自己投資」というと堅苦しく感じますが、そこは難しく考える必要はありません。
ぼくがおすすめするのは「自分の関心のある分野の本を読むこと」です。
本を読むことで成長できる
「本」を読むこと自体が「自己投資」の入り口みたいなものだからです。
もちろん、自分で考えたり、試すというプロセスは必要です。
ただ、本を読むことで自分1人で考えているだけではたどり着けない地点まで行くことが可能になります。
たとえば、「人生」について偉大な哲学者の本を読まずに自分で考えたとしたら?
ビジネスのアイデアを考えるのに、最先端の知識を得られないとしたら?
絵を描くのに自分の描きたいような手法をゼロから編み出すとしたら?
どれを考えても偉大な先人の知恵を借りた方がいいに決まっています。
「教養」はお手軽な知識ではない
自分でその場所にたどり着くに越したことはないですが、「前提」となる部分があるとしたらそこまでは「本」で学んだ方がコスパがいいですよね。
その上で自分でアレンジすればOK。
「教養」はそういう実践の上に形作られるもので、サクッとインスタントに身につけられるものではありません。
「教養がある」という状態は素晴らしいですが、「教養がある」ということを目指して学ぶことは通常あまりありません。
文学だったり、科学だったり、経済だったり、そういうものの知識の総体が「教養」ではないでしょうか。
「本を読まない友人がいて、1つのテーマについて鋭いことを言います。ただ、その意見は近代文学の中で何度も言及されてきたことで、その意見に対する反対意見もさらにその反論もでていて、すでに2つ3つ先に議論が進んでいるのです。彼が本を読んでいたら、その続きから考えられるのです。彼は賢い人ですが、もったいないですね」引用:「37歳まだ若手」 又吉直樹さんに聞く人生100年時代|出世ナビ|NIKKEI STYLE
まとめ
動画を見る時間が増え、別に本でも…という人もいるかもしれません。
ただ、知識・情報がパッケージされたという形では現状では「本」がベストだと思います。