本を読む人が減っているといいますが、ネットではどんな本を読めばいいのかという記事を見かけることがあります。結論からいうと自分の好きな本を読めばいいと思います。
どんな本を読んだらいいのですか?
よくネットで本について検索していると、「どんな本を読んだらいいのか?」と調べている人がいることに気づきます。
読書術の本も数々刊行されています。
ビジネス雑誌を見てみると、「教養」「読書」というタイトルを見かけることもあります。
結論からいうと、「あなたの好きな本を読んでください」ということに尽きます。
当たり前ですが、私があなたの本を読むことはできません。
代わりに読んで、内容を教える、くらいのことはできますが、自分で読んだ方がいいです。
そんなこといっても何を読んだらいいのか、わからないっていう人もいると思います。
そんな時は自分の興味がある分野の本を図書館とか、書店に行って手に取ってみればいいです。

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自分の好きな本に価値がある
別に職場で言われたからといって、ドラッカーなどを読む必要はありません。(仕事でどうしても必要というのなら別ですが)
どんなに世間で知られていなくても、あなたが手に取った本はあなたが読む本です。
本を読んだら、感想をSNSで話してみるのもいいですね。
「面白い」とつぶやくだけでもいいです。
教養として当然押さえておくべき本をいうのは、かつてはありました。
四書五経とかなどです。
しかし、現代ではいい意味で、価値観が多様化しています。
仕事で必要だから読まないといけない、ということもありますが、基本的には自分の好きな本を読めばいいのです。
どうしてこういう言い方をするかというと、ビジネス雑誌で「教養」を身につけるにはこの本を読むべき!と言われても、あなたの心に響かなければ価値がないからです。
古典でも面白くなければ読まなくてもいい。
どうしても「古典」的な本を読まなければいけないとしたら、ごくやさしい入門書を読むか、要約サイトを利用するという手もあります。
心配しなくてもひとつの分野に興味を持って、いろいろ本を読んでいるといずれ「古典」に手を出すことになるからです。
「時間」というフィルターを通って残っている本は、いい本である確率が高いです。人生の先輩たちが「この本は残す価値がある」と考えて残してくれていたからです。
価値があるといっても、面白くなければ途中でやめてもいいのです。

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これを楽しむ者に如かず
本を雑誌を読むように好きな部分だけ本を読むのもアリです。
すべての本を最初から最後まで読まなくてもいいですし、一行でも気になることが書いてあるなら、その読書は成功といってもいいでしょう。
「好之者不如楽之者(これを好む者はこれを楽しむ者に如かず)」という「論語」の一節があります。
楽しむということを最優先に本を読んでいきましょう。
まとめ
読書を楽しむコツは「自分の好きな本を読む」。これに尽きます。
シンプルですが、自分の好きなことに勝るものはありません。
誰でも情報発信ができて、好きな分野の人とつながることができるようになったので、これを使わないのはもったいないです。
情報を得るための手段はいろいろありますが、「本」にはいまだにアドバンテージがあると思っています。
ぜひ、あなたが好きな本を読んでください。