日本人の読書量が減っていると繰り返し見る機会が増えてきました。
ネットが普及しても、スマホを持つのが当たり前になっても、まだまだ本の優位性はあります。
つまり本を読まないのはもったいない!ということで、どのようにして面白い本に出会うのかについて書きました。
読書する人が減っている
日本人の読書量が減っているとニュースや新聞で見ることがあります。
月に一冊も本を読まない人も増えているとか。
「1冊も本を読まない」…47・5% 文化庁調査で「読書離れくっきり」(1/4ページ) – 産経ニュース
これは実にもったいないと思います。
日本では毎年何万点もの新刊が出版されていますし、その中には各分野で最先端の内容が含まれているものがあります。
そもそも、自国の言語で海外の文学や最新の本に接することができるというもの結構恵まれている条件です。
と、いいつつも仕事が忙しく、子育て、家事など現代人は忙しくなるばかり。

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本は面白いところだけ読めばいい
そんな人におすすめなのが本の面白いところだけ読む、という方法。
本をあまり読まないという人にありがちなのが、図書館で借りるなり、書店で購入してきた本を最初から最後まで読まないといけないと思っていること。
もちろん、最初から最後までじっくりと味わうように読んで行動につなげることができるならそれがベスト。
でも、時間がないという人にとって本を全部読む時間を確保すること自体が大変です。
面白い本に出会う確率を上げるには、単純に手に取る本の冊数を増やせばいいのです。
買えればそれでもいいです。ただ、はずれるかもしれないのにたくさん本を買えないですよね。
そんなときは図書館を利用しましょう。
最近の図書館は特集展示といって、テーマごとに展示をしていることもあるので予想外の本に出会うこともできます。
お子さんの絵本を借りに行って、通りがけに展示してある本を一冊、二冊足すというのもいいですよ。
もちろん、がっつり時間が取れれば自分の興味ある分野の本を探しに行きましょう。
時間のあるときは図書館で一通り館内を歩いてみるのがおすすめ。
自分とは関係ないと思っている分野でも本の背のタイトルを見ているだけでも結構面白い。
もし気になった本があったら手にとってサラッと読んでみる。
これを一通りの分野でやるといろいろ予想外のアイデアが生まれます。
— つぶあん@福山ブロガー (@ttsubuan) 2018年9月13日
図書館に行ったときどんな本を借りるとベストなのか考えてみた(個人的な感想)
本の面白い部分だけを選ぶ方法
本を借りてきた(買ってきた)。じゃあどうやって面白い部分を読めばいいのか。
まず「はじめに」、「おわりに」を読んでみること。
「はじめに」は著者がどうしてその本を書いたか。「おわりに」にはその本のまとめが載っている場合があります。
本を手にとって最初に読まれる部分が「はじめに」と「おわりに」なのでどの編集者もこの部分に力を入れています。
この部分を読むだけでだいたいその本の雰囲気がつかめるかと思います。
次に読むのは目次。ずばり気になるところから読みはじめてください。
第一章から最終章まで論理立てて執筆されている本でも大事な部分は全体の2割位でしょうか。
そのためサクサクと読んでみて合わなさそうだったら、そこで読むのをやめて大丈夫です。
サラッと読んでみて面白そうだったら最初から最後まで読んでもいいです。こういう方法を取るには図書館が最適だとわかってもらえると思います。

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まとめ
本自体は書くための著者の経験や、労力、編集者・出版社の仕事を含めるととてもコスパがいいものです。
かといってすべての本を買うことはできないので、面白い部分だけを探すように読むことをおすすめします。
そうしているうちに夢中になって何度も読む返したくなったり、行動したくなる本に出会えば儲けもの。
この方法はストーリー展開を楽しむ小説には使えないものの、面白い本に出会う確率を上げてくれます。
ぜひ、試してみてください。
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