クイーンが1980年に発表し、唯一の全米No.1を獲得した「The Game」
Queenの中でも気に入っている1枚
最近クイーンにハマっています。
Spotifyでオリジナルアルバムやライブ盤を聴いています。
今回紹介するのは1980年にリリースされ、クイーン唯一の全米ナンバーワンを獲得した「The Game」です。
クイーンはアメリカ制覇を目指して何度もアメリカツアーを行っていますが、このアルバムは400万枚以上売れ、アメリカで一番売れました。
この2011年リマスターは数々のアーティストを手掛けた名匠ボブ・ラドウィックがリマスターを手掛けています。
これもポイントが高いですね。
This 2011 version has been meticulously re-created using the finest modern analogue and digital technology from the original first-generation master mixes.
このアルバムは前に記事を書いた「Hot Space」と同じくらい好きな作品です。
Queenの意欲作!ブラックミュージックに接近した「Hot Space」が気に入った! | つぶログ書店
クイーンが好きな人の中には初期のクイーンが好きな人も割といるイメージですが、ぼくはむしろ中後期にほうが好きなんですよね。
充実の内容を誇る名作!
このアルバムには2曲、全米ナンバーワンヒットが収録されています。
▲「Crazy Little Thing Called Love」。
作曲はフレディ。
「Crazy Little Thing Called Love」は伝説のライブエイドでも演奏され、フレディが唯一ギターを弾く曲としても有名。
▲「Another One Bites The Dust」の2曲です。
作曲はベースのジョン・ディーコンです。
この曲は当初シングルカットする予定がなかったもの。
クイーンのライブを見に来たマイケル・ジャクソンにシングルとして出すことをすすめられたというエピソードがあります。
クイーンの曲でSpotifyで再生数が多いのもこの曲。
このアルバムはクイーンのアルバムで初めてシンセサイザーが使用されたアルバムでもあります。
アルバムのライナーノーツにも
This album includes the first appearanceof a Synthesizer (an Oberheim OBX) on a Queen album
と、わざわざ明記されているほど。
先日読んだクイーンの全曲解説本にもクイーンは自分たちだけでサウンドを作り上げることに誇りを持っていましたが、ここでその流儀を変えたわけですね。
まとめ
クイーンのオリジナルアルバムはこれまであまり聴いていなかったので発見が多くて楽しいですね。
まさかクイーンにこんなにハマるとは少し前はまったく思っていませんでした。
このアルバムは上で紹介した2曲以外にもライブ定番の「Save Me」なども収録されています。
ぜひ、聴いてみてください!
『クイーン全曲ガイド』はクイーン初心者にとって役立つ本! | つぶログ書店