シャーロック・ホームズで本に出会ってから一時期はミステリーばかり読んでいました。
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ミステリーばかり読んでいたころ
最近本好きと言っても人によって全然読書遍歴が違うな、ということを感じます。
ぼくの場合は本を読むきっかけがシャーロック・ホームズだったのでミステリーばかり読んできました。
中でも思い出深いのが本格ミステリーのジャンルです。
“本格”というといろいろな分野で“本格的”などの使い方がありますがミステリーで本格というと謎解き・トリック主体の作品のことをいいます。
本格派推理小説(ほんかくはすいりしょうせつ)または本格ミステリ(ほんかくミステリ)、本格推理小説(ほんかくすいりしょうせつ)、本格探偵小説(ほんかくたんていしょうせつ)とは、推理小説のジャンルの一つ。推理小説のうち、謎解き、トリック、頭脳派名探偵の活躍などを主眼とするものである[1]。なお、本格ミステリという概念・名称は日本独自のもの
本格派推理小説 – Wikipedia
一時期リアリズム重視の社会派に押されましたが日本でいうと島田荘司、綾辻行人、有栖川有栖などが新本格としてブームになりました。
福山は島田荘司さんの出身地ということでミステリー文学賞を開催しています。
本格ミステリーは「人間が描けていない」と批判されることもありましたが、論理的に組み立てられているのでその点は気になりませんでした。
むしろ海外も含めてどんどん次を読んでみたくなり、エラリー・クイーンやディクスン・カー、アガサ・クリスティーなどを読んだりしました。
自分がミステリーを読みだしたころは新本格のブーム真っ只中というわけではありませんでしたが、スタンダードになっていましたし影響された作家がたくさんいました。
当時ネットの個人ホームページのレビューを見たりして図書館に通って本を借りていました。
ポワロが過去の事件に挑む!:アガサ・クリスティー『五匹の子豚』【ネタバレなし】
まとめ
今思えばこのころに本を読む習慣が定着したと思います。
だいぶ年数は経ち本の好みが変わった部分もありましたが、ぼくにとってミステリーを読み漁っていた時期はすごく楽しく読書の原点というべき時期だと感じています。
読んだことがないかたはぜひ一作手にとってみてください。