ピンク・フロイドのツアーごとのセットリストの変化が面白い!

音楽

ここのところピンク・フロイドをずっと聴いていますが、彼らのツアーについて調べてみてわかったことを記事にしました。

ピンク・フロイドのツアーごとの特色

ここしばらくピンク・フロイドのハマって通勤中や自宅でもいつも聴いています。

コアなロックファンにとっては好きなバンドがどんなライブをしていたか気になるものです。

ぼくがいま追いかけられている範囲はザ・ウォールツアーまでです。

ロジャー・ウォーターズ脱退後のいわゆるギルモアズ・フロイドのライブはまだ把握できていません。

初期には「Echoes」や「Atom Herat Mother」を未発表の段階からライブに投入しています。

初期のライブはまだ調べきれていませんが、代表曲+アルバムからの新曲というイメージ。

1972年からのちのメガヒットアルバム「狂気」のプロトタイプを演奏するようになり、ライブも「狂気」+αというセットリストになります。

それにしても未発表のアルバムまるごと演奏するなんてすごいチャレンジだと思います。

当時の観客はどんな反応だったのでしょう。

1975年は新曲である「Shine On Crazy Diamond」「Raving And Drooling 」(のちのSheep)、「You’ve Got to Be Crazy」(のちのDogs)らに加え、「狂気」を演奏するセットリスト。

なお、このツアーで演奏していた新曲を収録したブートレッグがヒット(?)したことにより、バンドはアルバムの内容を変更することになります。

同時にツアーで新曲を演奏しなくなりました。

77年のアニマルズツアーでは「アニマルズ」+「あなたがここにいてほしい」の2作をまるごと演奏し、アンコールで「Us And Them」「Money」「Echoes」などを演奏しています。

1981年のザ・ウォールツアーでは2枚組アルバムをまるごと再現する構成です。

このツアーはセットが大掛かりになりすぎ、各地を回るのではなく、一つの公演地で連続してライブを行います。

(ドイツ・ドルトムントで8連続公演、アメリカ・ロサンゼルスで7連続公演など)

こうして振り返ってみるとツアーごとに変化があることがわかります。

「狂気」以降はこの名盤を基本にしていますね。このアルバムくらいからよりコンセプト志向が強まったように思います。

まとめ

ぼくはLed Zeppelinも好きですが、ピンク・フロイドも彼らと同じようにライブで実験しながらアイデアを得たりクリエイティブな演奏をしたりしています。

ロックのマーケットがどんどん大きくなっていた成長期ならではの姿勢なのかもしれません。

ピンク・フロイドのライブは素晴らしいのでオフィシャルで聴けるアルバムをもっと発売してほしいです。

【ピンク・フロイド】アムバム2枚を投入するセトリがすごい【1977】 | つぶログ書店

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