アルバム1枚まるごとライブで披露するという勇気

音楽

ピンク・フロイドはリリースの1年以上前から「狂気(Dark Side Of The Moon)」をライブで演奏していました。

一年かけてアルバムを磨くということ

ロック界のレジェンドであるプログレッシヴ・ロックバンドのピンク・フロイド。

代表作として有名なのが「狂気(Dark Side Of The Moon)」です。

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世界で最も売れた音楽アルバムの一つであり、最も長い間チャートにランクインしていたアルバムでもあります。

この作品のリリースは1973年3月です。

しかし、ライブではその1年以上前からなんとアルバムまるごと披露されていました。

どういうことかというと、1971年のツアーが終わったバンドは新しく曲作りに入り「狂気」の母体となるアイデアをまとめます。

そして1972年のツアーが始まるとともにアルバムまるごとの形式でライブで披露しているのです。

3月に行われた日本ツアーでも全公演で「狂気」が組曲として演奏。

もちろん「Echoes」や「One Of These Days」といったこれまでの代表曲も引き続き演奏されています。

今ならライブのセットリストが瞬時にSNSにアップされるのでネタバレも起こりうるんですが、当時ライブに参加したファンはびっくりしたのではないでしょうか。

ピンク・フロイドは一年かけてライブで「狂気」を磨き続け、レコーディング。

そして歴史に残る大ヒットにつながったというわけです。

当時のファンはどう感じたのだろう

これをすごいな、と思ったのはイギリスのバンド、オアシスがフェスに出た際に新曲ばかりでセットリストを組んだらブーイングを受けたという記事か何かを読んだから。

聴いたことがない新曲がちょっと多かっただけでブーイングなのにアルバムまるごと披露するなんてすごい勇気だなと。

それだけオフの間にできたマテリアルに自信があったんでしょうね。

ただ一番最初に「狂気」を披露したライブでは機材トラブルもあり、完奏することができなかったようですが…。

後年ではのちに「炎 〜あなたがここにいてほしい〜」となる曲群のライブがブートレッグとして発売されたことでアルバムの内容を変えざるをえなくなります。

「狂気」と同じ手法を取ることができなくなるわけですね。

まとめ

ライブで新曲を披露するということはまあまああることかもしれません。

でもライブのほぼ半分が新曲というのは珍しいのではないかと。

結果と出来上がった作品を見るとメンバーたちの選択は間違っていなかったことになります。

【ピンク・フロイド】アムバム2枚を投入するセトリがすごい【1977】 – つぶログ書店

今回紹介したアルバム

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