誰しも自分なりの悩みを持っていますよね。
今回紹介する『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』では、古今東西の哲学者たちが人間が抱えている悩みについて出した答えの本です。
この本を読んでいると人間というのは根本的にはずっと変わっていないのだなと気づくことができます。
人間の悩みは変わらない?
人間毎日生きていると大なり小なり悩みがあるはず。
かくいうぼくもその1人でのほほんとしながらも、結構悩んでいることはあります。
そんなときにたまたま買ってみた本が良かったので紹介します。
それが『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』です。
その悩み、哲学者がすでに答えを出しています | 文響社 Bunkyosha
アリストテレス、ブッダ、ソクラテス、ニーチェ、アドラーまで古今東西の哲学者が悩みごとにどんな答えを出しているか、読み進めていく形になっています。
ブッダやアドラーなどは人によっては読んだことがあるという人もいるかもしれません。
でも、哲学書って難しそうですよね。
しかも、分厚くてどういう意味かもわからない。
偉大な思想があるとわかっていても、なかなか哲学者の著作には手が伸びませんでした。
この本では「自分を他人と比べて落ち込んでしまう」「毎日が楽しくない」「お金持ちになりたい」などの悩みについて哲学者の思想の解説があり、最後にその哲学者が出した答えが書かれています。

まさに哲学の入り口としては最適な本です。
自分の悩みの部分を読んで気になったら、その哲学者の本を読んでみるのも良さそう。
いきなり分厚い本にいかなくても、図書館でわかりやすい解説書から入るのもあり。
この本を読むことで結構気持ち的に楽になることができました。
自分の持っている悩みの部分を読んでもいいし、自分とは違う悩みでも哲学者たちがこんなにも人の悩みについて考えているのかということがわかるだけでも収穫があります。
まとめ
この本を読んでわかることは古代から現代にいたるまで人間の悩みというのは変わらないんだな〜ということ。
もちろん、時代も人種も立場も違うんですが、人間としての根源的な悩みは何千年も変わっていないんだな、と。
今まさに悩んでいるという人にとってはそういう事実も勇気づけられるのかもしれません。
あなたの悩みもきっとここにあるはず。哲学者たちに相談するつもりで読んでみましょう。