ひとりのギタリストがいたとする。
ギタリストだからギターを弾くわけだ。
観客に向かって弾いているのか、だれもいない部屋で弾いているのかはわからない。
ただ、彼がギターを弾くのはだれにも止められないはずだ。
小説だって、舞台だって、ブログだって、だいたいそういうもので、最初はだれも聴いてくれないし、読んでくれないし、プロに慣れる人はほんのひとにぎりだ。
だからといってだれも彼らをとめることはできない。
ひとりでやっていたって魂はA級だ。メジャーをやっているんだ。
世界中の人に届けたいと思っているけれど、当座の間届かないからひとりでやっているわけだ。
ただ続けるだけだ。
Photo credit: José Pestana on Visualhunt / CC BY-NC-SA
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