岡山で毎月開催されているブログを学ぶ勉強会、岡山ブログカレッジに参加してきました。
今回のテーマは「災害と情報発信『信頼』ってなんだ!? ブログが繋ぐもの」です。
講師はブロガーのマイコさん。
すごく心を動かされ、たくさんのことを学ぶことができました。
岡山ブログカレッジに参加してきました!
岡山で毎月開催されている岡山ブログカレッジに参加してきました。
岡山ブログカレッジ(岡ブロ)は2017年から始まったブログを楽しく学び合う勉強会です。
前回はぼくがお話をさせていただきました。
第18回岡ブロで「生き残れ!凡人ブロガーの悪あがきと夢」というテーマで話しました!
今回のテーマは「災害と情報発信『信頼』ってなんだ!? ブログが繋ぐもの」で、講師は岡山子育てブロガーのマイコさんです。
マイコさんのブログ:マイコイズム
岡ブロ講師に挑戦☆【災害時の情報発信『信頼ってなんだ!?』ブログが繋ぐもの】
災害と情報発信。『信頼』ってなんだ!?ブログが繋ぐもの。第19回岡山ブログカレッジは11月18日に「大橋家住宅」で開催 | アナザーディメンション
今回の会場は倉敷市の大橋家住宅です。

今回のテーマは「災害と情報発信」

今回の大きなテーマのひとつが「災害」。
ブログの集まりで「災害」がテーマ?と思うかもしれません。
今年の西日本豪雨災害では被害の状況、または支援物資やボランティアの情報などたくさんの情報が必要とされました。
そんな中、今回の講師のマイコさんは現場から自分が得た情報を発信し続けました。
市長自ら積極的な情報発信を行った総社市を別として、災害慣れしていない岡山県では非常時にリアルタイムで発信する手段の構築が遅れました。
そんな時マイコさんは自分で話を聞き、電話をかけて得た信頼できる情報を
そんな時役にたったのが、ブログを始めとする情報発信のスキル、岡ブロなどで得た人との繋がりだったということです。
今回の災害ではぼくの住んでいる地域では川が氾濫しそうになったものの、ギリギリで耐えて大規模な被害をまぬがれました。
しかし、1日だけとはいえ避難所に避難しました。
岡山県では災害が少ないという認識があったと思いますが、普段の生活が簡単に崩れるという体験をわずかですがしました。
そして通勤に使っている電車が運休になり、半月ほどバスで職場に通うなどこれまでに経験したことのない生活を送りました。
職場でも断水が続く地域から通っている人もいる一方、福山市ではほぼ普段どおりの日常が流れておりその差に驚きました。

避難したときの様子
マイコさんのお話から学んだこと
今回の講師のマイコさんは同じ時期に災害の現場で発信を続けていたわけで、今回のお話はこれまでつかめなかった災害の最前線の様子を知る機会になりました。

最近はインターネットが発達し、LINEやSNSで連絡を取り合ったり、交流・発信する機会も増えてきました。
ただ、今回のように電気が止まり、スマホの充電ができなくなると正確な情報を発信することができなくなってしまいます。
なによりインターネットが得意ではないお年寄りや子どもなど情報の偏りができてしまいます。
いまの時代は簡単にアクセスすることに慣れすぎていて、電気も水道も止まるような状況はほとんど考えたことがない人がほとんどでしょう。
今回の災害でもデマも流れましたし、自分になにができるのかと悩んだ人も多かったと思います。
情報発信という意味でいうと、やっぱり現場の情報、当事者の情報、自分で取ってきた情報が信頼できます。
マイコさんは市役所やボランティア、友人、町の人と話しながら信頼できる情報だけを発信していきました。
意外かもしれませんが、避難所の担当者の人は自分の仕事にかかりきりで被害の情報を正確に得ることが難しかったということです。
市役所自体も災害の情報を発信するTwitterのアカウントの開設に時間がかかったりしていたので、フリーの立場で発信できるマイコさんのような存在はすごく大きかったと思います。
自分も避難所運営に関わっていたから、災害時の情報の重要性はすごく共感しました。
災害対策本部も実は、十分に情報が行き届いていない場合もあるので、「これは必要な情報だ!」と思ったら、積極的に提供することが大切。
外側の評価を気にせずに、どんどん発信していきましょう。#岡ブロ #西日本— だいし@地域編集ジャーナリスト (@daida1414) 2018年11月18日
今回の災害では被害を受けた人も自治体も災害慣れしておらず、市域の壁、組織の壁もありスムーズにいかなかった面もあったそうです。
今回心に残ったのは「被災地は生き物であり、スピードと直感がすべて。」ということと、「自助・共助・公助」という言葉です。
自分がなにができるのかもどかしい思いもありましたが、マイコさんのお話を聞いてすごく心が揺さぶられるような感じを受けましたし、ようやく今回の災害について納得する話を聞けたという思いです。
できるひとができることをすぐにしてあげることが大切って言葉はじーんときたなぁ。マイコさんの熱が伝わってきて、愛って本当に大事だなぁっておもった。泣けた。#岡ブロ pic.twitter.com/PE6IyCwEDY
— まつこ555 (@matsuko555_n) 2018年11月18日
まとめ
マイコさんもおっしゃられたようにこれだけ災害が増えてくると、自分だけは安全だという過信は禁物だと思います。
今回の災害でそのことに気づくことができたという面はあります。
公的な支援はもちろん大事ですが、災害のときにまず必要なのは自分たちで助け合うことです。
そして正確な情報を発信すること。
一ブロガーとして、また1人の人間として大切なことを学ぶことができた回でした。
マイコさん、ありがとうございました!!