オアシスの音楽的ルールとはなんなのかについて考えてみました。
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ロックンロールのルーツとオアシス
オアシスのルーツといえばなんといってもノエル、リアム双方が愛してやまないビートルズが有名です。
でも、2人がストーンローゼズが好きだったり、ノエルがセックス・ピストルズの「勝手にしやがれ!」をベストにあげているようにパンクだったり、マッドチェスターなどの影響が濃いわけです。
「史上最も影響を与えたアルバムは『勝手にしやがれ!』だな。音楽業界で働いている人は今でも、あのアルバムのおかげでなりわいをやっているものなんだ」とノエル・ギャラガーは語っている。
ノエルがハッピー・マンデーズのローディーをしていたのは有名ですしね。
オアシス自体音楽のタイプとしては初期ストーンズ、ザ・フーみたいなテイストが濃い感じます。
ザ・スミスとかザ・ジャムとかパンクも。
ビートルズ世代のバンドや70年代のハードロックバンドなどはブルースやR&B、ルーツミュージックをベースとしています。
レゲエなどのワールドミュージックの要素を取り入れたりするバンドもいますよね。
オアシスは特にワールドミュージックを取り入れるイメージはあまりありません。
その意味でオアシスは”ロック”をルーツとするバンドなのではないかと考えています。
リアムがジミ・ヘンドリックスをフェイバリットにあげているように後期のオアシスは60年代サイケデリックに接近していました。
バンド解散以降、ノエルはよりサイケ色を強めダンス・ミュージックぽさも出てきています。
音楽の楽しみ方のひとつにルーツをたどっていくというものがあると思っています。たとえば、OASISを聴いて、ビートルズ、ストーンズ、ザ・フーを経て、R&Bやブルースに至るという。自分の好きな音楽の影響ってどうしても出てしまうものなので、そういうところが面白いですね。
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) August 24, 2018
まとめ
音楽の楽しみのひとつにどんどんルーツをたどっていくことがあると思います。
ぼくは先にビートルズに出会ってからオアシスを聴いたのでちょっと変わっているかもしれません。
いまではオアシスを若い時に聴いて育った世代が”中堅”といえる感じになっています。
オアシスを聴いていたから出会えたバンドもたくさんあると思います。