オアシスの4枚目のアルバム「Standing on the Shoulder of Giants
バンドの分岐点になった重要作
オアシスというバンドと言うとどうしてもロック史に残る名盤「Definitely Maybe」「(What’s the Story) Morning Glory?」の2作があげられます。
あとは前2作で世界を制した勢いで作られた3rd「Be Here Now」。
正直今回紹介する4枚目のアルバム「Standing on the Shoulder of Giants」はキャリアの中でも地味なアルバムです。
ビートルズなら「Beatles For Sale」ツェッペリンなら「Houses of the Holy」のような立ち位置ですね。
ぼくはこのアルバムが大好きで、どこか浮遊感のあるサウンドから聴いていて世界観にひたることができるところなどほかのアルバムにはない良い点があると思っています。
オアシスの「Standing on the Shoulder of Giants」。
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) December 15, 2020
オアシスの中では地味なアルバムだし、名盤ランキングには入らないけどお気に入り。
リアムも初めて「Little James」という曲を作り、アルバムにも収録された。
サウンドの質感が変わり始めてる感がある。 pic.twitter.com/0Q938OI42t
このアルバムからのシングルはアルバムジャケットと連動して、ストーリーがつながっているように作られているのも面白い点です。
このアルバムの好きなところ
「Go Let It Out」はキャリアの中でもいい曲だと思います。
ボーカルのリアム・ギャラガーはこのアルバムで初めて「Little James」という曲を提供します。
これ以降リアムもバンドの重要なソングライターの一人になります。
その意味でも今作は重要。
それまでのなにをしてもうまくいく、という感じから変わってサウンドが変わり始めたのもこのアルバムからだと思っています。
それが完成したのが6thの「Don’t Believe the Truth」かもしれません。
何度も言っている気がするけど、Oasisの「Standing on the Shoulder of Giants」はいい。なんかキャリアの中でも語られることのないアルバムっぽいけどふとしたときに聴いたら泣ける。ボーカルのリアムが初めて曲を書いたのもこのアルバムから。 pic.twitter.com/ubJd6Oumzk
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) March 21, 2018
まとめ
オアシスはメンバーチェンジはありつつも、ギャラガー兄弟という軸は解散まで変わりませんでした。
シンプルなロック、ビートルズフォロワーというイメージで語れることが多いオアシスですが、実際に聴いてみると意外なほど多様な曲があります。
名盤と言われる1st、2ndが気に入ったらこのアルバムも聴いてみてください!
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