最近メモの重要性を再認識し、いろいろ本を読んでいます。
中でも素晴らしいと思ったのは元プロ野球監督の野村克也さんの『野村メモ』でした。
野村克也さんのメモの本を読みました!
最近、メモ術に関する本を読んでいるつぶあんです。
昨日、元プロ野球監督の野村克也さんの著書『野村メモ』を読み終わりました。
自身の言葉で「不器用な」選手である野村さんがどのようにメモを活用してきたかについて書かれた本です。
最近メモの本を集中して読んでいる。読んだのは前田祐二さん(@UGMD )さんの『メモの魔力』と野村克也さんの『野村メモ』。
個人的には『野村メモ』の方が好み。『メモの魔力』はやり方が独特なだけにもっとテクニックの解説が欲しかった。— つぶあん@福山凡人ブロガー (@ttsubuan) January 29, 2019
野村メモの内容
野村さんならではの緻密な分析と着眼点はメモによって育まれたということがよくわかります。
実際に野村さんの書いたメモの写真があったりするともっといいかなと思いますがいい本でした。
テクニック的なこともありますが、メモの効用や役立つ場面、野球人生の振り返りで構成されています。
野村ID野球の原点
野村さんと言えばID野球というイメージがありますが、その確立にもメモが役立っていたよう。
またアマ時代は無名の選手だった野村さんが一流選手に飛躍するきっかけがメジャーリーグ、タイカッブの打撃論とメモだったのは面白いですね。
クセを見抜いて、メモに書き相手が対策したらまたメモをアップデートする。
一流選手が「努力の天才」とはよく言ったものです。
野村さんのすごいのは愚直にそのメモを何十年も続けて、プロ野球史上2位の本塁打数、そして生涯捕手として活躍したことだと思います。
野村克也のメモ術とは
『野村メモ』のメモの方法としてはスタンダードなものです。
気づきを書き留めて、ノートに整理する。
それを折に触れて見返して、変更があれば適宜アップデートする。
細かい点はあるものの、基本的にはこれだけです。
もちろん超一流のプロなので、書く内容、分析力はすごいのですが方法論としてはシンプル。
それだけにプロ野球選手ではなくても、いろいろな人が自分の仕事に置き換えて活用できるのではないでしょうか。
野村さんの一流たる理由はそのシンプルな方法を何十年も続けてきたところにあると思います。
『野村メモ』はテクニック的にはすごくシンプル。
日々の仕事などで気づいたことをメモに書き、見返して適宜アップデートするというもの。
もちろん、対象が野球なのだが、普通の人でも自分の仕事に置き換えることができる。
— つぶあん@福山凡人ブロガー (@ttsubuan) January 29, 2019
まとめ
テクニックがシンプルな分、いつの時代にも使えるメモ術になっていると思います。
『野村メモ』いい本でした!
ぜひ、読んでみてください。