大好きなバンド、オアシスは長尺のソロをあまりやらないんですよね。
ノエル・ギャラガーは長尺のギターソロを弾かない
オアシスのライブ音源を聴いていて気づくのはソロコーナーがないこと。
もちろんギタリストのノエル・ギャラガーがボーカルを取る曲はあります。
たとえばLed Zeppelinではジミー・ペイジがずっとギターソロを演奏したり、ドラムのジョン・ボーナムのソロコーナーがあります。
ジョン・ポール・ジョーンズにもキーボードコーナーや「No Quarter」もありました。
そしてバンド全体でも「Dazed And Confused」や「Whole Lotta Love」などの曲では長尺のインプロビゼーションが展開されます。
オアシスのライブではこういうシーンはあまりないんですよね。
理由としては70年代のように長尺のインプロが求められる時代ではないということ。
オアシスの音楽性がシンプルなロックンロールであるからではないでしょうか。
3rdアルバムの「Be Here Now」の時期には「Champagne Supernova」で長いギターソロを弾いたこともありましたね。
それはむしろ例外ではないでしょうか。
ノエル・ギャラガー自身、ギタリストとしての自分は「平凡」といったこともあるそうで、自身の音楽性との関係もあるのかもしれません。
オアシス後期のライブでの「Don’t Look Back In Anger」ではノエル自身はアコギを弾いていることもあり、ギターソロをもう1人のギタリスト、ゲム・アーチャーに任せていました。
オアシスのルーツの中にパンク・ロックがあるのも理由かもしれません。
最近のバンドでもジャンルのよっては長尺のソロをやるバンドもあると思います。
70年代のライブだとギタリストやドラマーのソロコーナーがあったり、長尺のインプロが展開されていたりする。
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) August 9, 2021
オアシスは多少アドリブがあるにせよ、ノエルが15分以上ギターを1人で演奏するシーンはない。
そういうことが求めれる時代ではなかったということと、音楽性のもの絡みがあるのだろう。
まとめ
ジャムバンドやジャズだとむしろアドリブが売りになっていたりします。
反対にライブに行ってアルバムと同じ、再現を期待している人もいるでしょう。
オアシスのライブが均一的ということではなく、長尺のソロをやるバンドとはスタイルが違うということですね。
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