今回は国立国会図書館デジタルコレクションを使って自宅で調べ物をする方法を紹介します。
国会図書館デジタル資料で古い本を読む方法
ぼくは歴史について調べるのが趣味なんですが、歴史の本を読んでいると史料が引用されています。
みなさんはその史料の原文を見たいと思った時にどうしますか?
図書館に行ったり、書店で注文したり、古書店に行ったり。
いろいろな方法が考えられますよね。
方法のひとつは国立国会図書館デジタルコレクションを使うことです。
これは国会図書館が所蔵する資料を撮影して公開しているもので、無料で自宅のネットから見ることができるものがあるのです。
(国立国会図書館や許可を受けた図書館だけで見ることができるゾーンもあります。)
自宅で貴重な資料を調べることができる
この国会図書館デジタルの素晴らしいところは自宅にいながらにして、自分では買うことができない資料を調べることができる点です。

たとえば戦国時代のことを調べるのに欠かせない公家の山科言経の日記である『言継卿記』を見ようと思ったら国会図書館デジタルで読むことができるんです!

その他には徳川家康に仕えた松平家忠の日記である『家忠日記』も読むことが可能。

許可を受けた図書館に行けばもっとたくさんの本を見ることができるのですが、自宅からでも十分な量の資料を調べることができるのです。
使い方も簡単
使い方は簡単で先程の国立国会図書館デジタルコレクションリンクから検索するか、普通に書名を検索するだけで閲覧可能か表示することができます。

▲印刷もできます。
本の情報である書誌情報を表示させたり、画質調整をして見やすく表示することも可能です。

画面上部のタブからいろいろな操作をすることが可能です。
まとめ
入門書を読んでいるだけでは物足りなくなったとき、原資料を見たくなったときなどいろいろ便利で、なにより自宅からアクセスできるのが最高ですね。
もちろん、歴史系以外にも文学、芸術、科学まで膨大な資料があります。
図書館や国立国会図書館ではより多くの資料にアクセスできるのでぜひ調べてみてください。
与謝野晶子の肉声が聴ける!国立国会図書館の歴史的音源(歴音)が面白い!