シリーズで本に関する名言を紹介していきます。今回は芥川賞作家でお笑い芸人の又吉直樹さんの名言です。
又吉直樹の本名言
ふとした思いつきから本に関する名言を紹介していきたいと思います。
実は読書中に得た名言をノートにストックしているのですが、その中から紹介します。
デビュー小説『火花』で芥川賞を受賞したお笑い芸人で作家の又吉直樹さん。
わー、長篇3作目で、しかも、色んなことやっててご多忙なのにすごいですね。【又吉直樹の初新聞連載小説『人間』が9月から毎日新聞夕刊でスタート】 https://t.co/zW9z2sI51l @CINRANETさんから
そんな又吉さんの「本」に関する名言を紹介します。
読書を好きになってから、“退屈”という言葉は僕の中から消滅しました。
常に“時間が空いたらあの本を読もう“と考えています。好きな作家ができると”この人の新作が出る限り、生きていける“とさえ思います。
生きていれば、新しい本をどんどん読むことができる。つまり、ずっと楽しみが続いていくんです。僕にとって本は、生きていくための糧ですね。
この名言は古書店街として有名な東京神田神保町のムックでのインタビューから。
この名言にはまさに共感!
本を読むのが好きな人にとって、共通の悩みは”時間がもっとほしい”ということではないでしょうか。
時間があったらもっと本を読みたい。
次はどんな本を読もう、それを考えているだけで楽しいものです。
本で視点を得るということ
そして読書をいかに役立てるかについてはこういう発言をしています。
「本を読まない友人がいて、1つのテーマについて鋭いことを言います。ただ、その意見は近代文学の中で何度も言及されてきたことで、その意見に対する反対意見もさらにその反論もでていて、すでに2つ3つ先に議論が進んでいるのです。彼が本を読んでいたら、その続きから考えられるのです。彼は賢い人ですが、もったいないですね」引用:「37歳まだ若手」 又吉直樹さんに聞く人生100年時代|出世ナビ|NIKKEI STYLE
本を読むことは本当に世界を広げてくれます。
自分で経験できればそれに越したことはないのですが、外国だったりましてや時代が違ったりすると経験にも限度があります。
そして、又吉さんの名言にもあるように本には過去の膨大なストックがあるので、”巨人の肩の上に立つ”方式で、手軽に自分の視点をアップデートすることができるのです。
哲学書でもいいですし、作家が主人公に託して描いた小説を読むのもいいですね。
他人の人生を疑似体験することができるのが読書の最大の魅力ではないかと思っています。
あとがき
突如始まった「本名言」シリーズ。
今回はお笑い芸人で作家の又吉直樹さんの名言を紹介しました。
全部は紹介しませんが、又吉さんの発言は本を愛する人ならではの愛情にあふれていて大好きです。