ぼくのような人間でも何か物事を判断するときについつい自分を基準にしてしまいます。
それはある意味当たり前のことですが、ほかの人の視点を得ることでグッと生きやすくなるのではないかと思います。
自分以外の視点を得ることの大切さ
人と話すとき、どうしても自分を基準にして話してしまうことはありませんか。
ぼくがまさにそういう人間で、自分の立場から話をしがちです。
自分の基準があること自体は悪いことではないものの、ほかの基準が目に入らないとしたらそれはそれで問題です。
国、時代、年代、それぞれによって見ている光景は違いますし、もっと言えば個人個人で世界はまったく異なります。
言うなれば、人の数だけ正解があるわけで、生きていくということはその正解との妥協の連続かもしれません。
現在常識とされていることも、実はここ何十年かに形作られたもの、ということはよくあります。
同様に、いま当たり前とされていることは100年後の未来には非常識とされているかもしれません。
もちろん、その予測は難しいですが、我々が当たり前だと思っている前提自体がなくなってしまうかもしれません。
人の数だけ視点があるということは、ある程度の年齢の人なら当然の知識として知っていることです。
ただ、それを感覚のレベルまで落とし込んでいられるかとなるとまた別の話になります。
仕事の立場だったり、家庭での立ち位置だったり、当たり前だと思うことが実は違うというのは違うということがよくあります。
本が好きなので、言うわけではありませんが、ほかの視点を得るという意味では読書はとてもおすすめです。
いろいろなジャンルの本で、世の中に沢山の考え方があると知るということも一点です。
小説や伝記などを読めば、他人の人生を疑似体験することもできます。
自分とはまったく違う人のことを知ることは人生の楽しみの1つかもしれません。
まとめ
人はどうしても人との関わりの中でしか生きていくことができません。
1人で生きているつもりでも、生活、仕事、お金などさまざまな面で、人との関わりは欠かせません。
その時に視点をたくさん持つ意識を持っていれば、助けになるのではないでしょうか。
自戒も含めて書いてみました。