かつてはよくあったアルバム単位での音楽の楽しみ方。
ライブや制作の方法を変えているのかも知れません。
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アルバム単位で作品をつくるということ
ブロガーのつぶあんです。
ぼくの趣味は音楽を聴くことなんですが、メインは60〜70年代くらいのロック黄金期のバンドたちです。
このくらいの時代は一つの作品としてアルバムを作るということが当たり前のことになりました。
アルバムでひとつのストーリーなどを描いたコンセプトアルバムもたくさん作られました。
いまでは曲単位、プレイリスト単位で音楽を聴くことが増えアルバムという概念に対する捉え方が変わっています。
でも、当時といえばアルバム単位で創作をするということが新しかったのか、力を入れて作られた作品がたくさんあります。
最近、昔のライブのセットリストなどを調べていてアルバムまるごと演奏するということを結構よくやっていることに気づきました。
The Whoの「Tommy」やPink Floydの「Dark Side Of The Moon」などライブの中でそれらのアルバムをまるごと曲順そのまま再現するコーナーがあったわけですね。
ヒット曲がたくさんありながらアルバムまるごと再現するということはそれだけ構成や仕上がりに誇りを持っていたということですね。
アーティストもファンもそれだけアルバムへの思い入れが強いわけです。
最近ではプログレッシヴ・ロックバンドのイエスも名盤を再現するライブをやってライブアルバムを出しています。
あとはU2の「The Joshua Tree」など。
CDを買うこと自体が少なくなっているのでアルバムという概念になじみがないのは仕方のないことかも知れません。
レコードを聴くようになってから何年かぶりにアルバムという単位を気にするようになった。もっといえばA面とB面。ZeppelinでもCD時代はなんでこの曲こんな真ん中に入っているんだろうってことがあったけど、両面の構成なんだな。プレイリストもいいが、アルバムという単位も大事にしたい。
— つぶあん@つぶログ書店福山 (@ttsubuan) June 12, 2018
まとめ
アルバムまるごとライブで再現するというのは近年どれくらいあるのでしょうか。
アルバムならではの緩急、構成、そういう楽しみはいまもまだ生きているのではないでしょうか。
また「アルバム」再評価の気運が出てくるといいな、と思います。
自宅にいる時間が長いときは、普段聴けない音楽を楽しもう! | つぶログ書店