本田直之さんと四角大輔さんの『モバイルボヘミアン』を読みました。
モバイルボヘミアンとはなにか?
モバイルボヘミアンとは、仕事のために生きるのではなく、自分の好きなことをライフスタイルの中心に据えながら、旅するように働き、暮らす、自由な生き方のこと
ご存じのかたも多いですが、このお二人は海外と日本、またはそのほかの国とデュアルライフを送っているノマドワーカーです。
一時期ノマドワーカーという職業が脚光を浴びました。
その生き方を実践されているおふたりということになります。
それもただカフェで作業するということではなく、日本と海外を行き来し、自分の好きなことに取り組むという生き方。
憧れている方も多いのではないでしょうか。
そんなお二人の共著ということで、これは読まねば!ということでモバイルボヘミアンとは何かから読んでみました。
自分の解釈では仕事のために生きるのではなく、場所にとらわれず、生きる生き方ではないかと感じました。
ノマドワーカーを「どこにいても仕事ができる人」とするならば、モバイルボヘミアンはそこに加えて、「仕事とプライベートの境がなくなってきている状態」を指す
キーワードはモバイル!
モバイルボヘミアンの「モバイル」には複数の意味が込められているが、その一つは言うまでもなく、モバイルテクノロジーのことだ。 もしiPhoneやMacBook、インターネットがなければ、ぼくはニュージーランド在住のただの釣り好きだし、ナオさんはハワイに住んでいるただのサーファーだっただろう
この本の著者のひとり、四角大輔さんが大のApple好きということで、この本でもApple製品が紹介されています。
四角さんや本田さんのような生き方ができるようになったことの要因のひとつにiPhoneの登場があります。
当初は心もとなかったiPhoneも進化を続け、今では外で仕事をするのに何の問題もなくなりました。
iPhoneはメールも電話も出来るし、SNSもチェックできる最強のモバイル端末と言えます。
最初はデスクトップのPCでなければ仕事ができなかったのが、だんだんとノートパソコンに移行し、現在ではiPhoneでほとんどの仕事がこなせるようになりました。
これは誰でもモバイルで仕事をすることが可能になったことを意味しています。
仕事に取り組む上で大きなパラダイムシフトが起きたといえるでしょう。
現に私にとってもさまざまなアプリを駆使することによって外出先でもブログを書くことが可能になりました。
写真もiPhone7Plusだけで撮っています。
今は、写真も動画も、iPhoneデフォルトのカメラが、ベストカメラアプリだ
写真の加工もiPhone7Plusだけで完結でき、あらゆる面で情報発信に支障はありません。
つまりiPhone7Plusだけを持って仕事をするということが一般の私でも可能となったのです。
この本の最後では、行動すれば必ず世界のどこかで四角さんや本田さんと会えると書いてあります。
自分らしく生きる
スポーツの世界で1位になれるのは1人しかいないが、自分らしく生きようとする権利は、1人だけではなく万人に与えられるものなのだから。
自分らしく生きることは私の大きなテーマです。
これまでは世間の常識に、どちらかといえばとらわれた生き方でした。
安定を求めていたり、楽しさよりも仕事を優先したり。
しかし、仕事と遊びの境界線がなくなった本田直之さんと四角大輔のような生き方もできるのです。
今までの社会では我慢して耐え忍ぶことが美徳とされてきました。
しかし、現在は世界の状況は刻々と変わりつつあり、日本もその例外ではありません。
日本人はモバイルボヘミアンに一番適している国民だそうです。
私もすぐには難しいですが、家でも外出先でも文章をどんどん書いて、ブログを成長させていきたいと感じました。
まとめ
この本は自由に生きたい人にはおすすめです。
自由に生きるということはすぐに会社をやめることではありません。
現に著者のお二人も会社員を経験しています。
自由とは自分の「好き」に正直に生きることです。
その意味で、いまの私にぴったりの本です。
折に触れて読み返したいと思える本に出会いました。