最近見つけた方法で、本の面白いところだけを保存する方法というものがあります。撮影するだけでドキュメントとして認識してくれるので、あとで見返すのに適しています。
本の面白いところだけを保存する方法
最近、仕事の休憩中はもっぱら図書館で借りてきた本を読んでいるつぶあんです。
ここのところ、本を読む冊数を結構意識して読書をしています。通読する本と目を通す本を分けているというイメージ。
というわけで、休憩中の読書はパラパラと目を通すことがほとんどです。
あんまり意味がない感じがしますが、雑誌を読むような感覚で面白いところだけを集めているようなイメージです。
そして、気に入った本は最初からガッツリ読んだり、書店やAmazonで購入することもあります。
さて、そんな風に読書を楽しんでいると、ある問題が発生します。
それは、どんな本を読んだか、何を面白いと思ったのか忘れてしまうということです。
きちんと通読・精読する本は本の管理サービス「メディアマーカー」で管理しますが、流し読みしている本をその都度登録するというのも面倒なもの。
今回はそんな時私が使っているアプリを紹介します。
Microsoft Pix カメラで本の面白いところを収集せよ!
そのアプリとは天下のMicrosoftがリリースしている「Microsoft Pix カメラ」です。
このアプリ、シャッター音なしに撮影できるアプリで使い勝手がいいと評価の高いアプリです。
無音カメラアプリの決定版! 「Microsoft Pix」を改めて使ってみる – ITmedia Mobile
しかし、その機能だけではなく使い道がたくさんあるアプリでもあります。
今回の話題で使うのはスキャナ機能。
昔からよく話題になる、書類や本をきれいにスキャナーにかけたように整形してくれる機能です。
私がなぜMicrosoft Pix カメラを使うかというとズバリ、無音だから。
Evernoteでも同様のこと(書類のスキャナ)はできますが、シャッター音がするんですね。
休みの時間にパシャパシャと音を立てて、本を撮影するのも迷惑なので無音のアプリが適しているのです。(目的外利用は禁止!)
といってもこの機能に気づいたのでは偶然。無音機能がほしくてこのアプリを使ったら、「スキャナとしても使えるやん!」となったわけですね。
というわけで、方法としては本を読みながら面白いと思ったところを中心に撮影してEvernoteに送るというわけです。
私の方法を紹介しましょう。
私のMicrosoft Pix カメラの使い方
使い方はいたって簡単です。
カメラを立ち上げて、本に向けると自動でドキュメントを認識して、青い枠が出ます。これだけでスキャナとして使えるわけです。

あとはEvernoteに送るだけ。
下部真ん中がシャッターボタンで、左がライブラリになります。このボタンをクリック。
任意のクリップを送信すればいいです。


自動でドキュメントを認識して、見やすい表示に整形してくれますし、トリミングや画像編集なども可能。


あとは自分の好きなアプリに共有するだけ。私の場合はEvernoteを使っているのでこれを選びます。GoogleKeepでもいいですね。
共有した画像にはある程度情報を入れておくのがおすすめ。私の場合はタイトルと著者くらい。
Evernoteの場合は、画像内の文字もテキストと認識してくれる機能があるのでページ内にタイトルがある場合は細かく入れる必要はないですし、キーワードはEvernote側で認識してくれます。
私はEvernoteにアイデアのストック専用のノートブックをつくっているので、とりあえずそこに放り込んでおきます。

基本的にはこれだけ。
これを時間のあるときに見返して、思いついたことがあったら追記したりします。
あまり記憶力に自信はないですが、意外とキーワードは覚えているので、探すのも便利です。
まとめ
この方法を自分で試してみて、思いのほかしっくりきたので紹介します。
1点だけ、著作権には気をつけて、無制限に配布するなどはしないでくださいね。あくまで自分用のメモということで。
自分が面白いと思うところを集めているので、結構イメージが広がってアイデアが生まれます。
ぜひ、試してみてください。
iPhoneの純正メモの”書類をスキャン”機能がすごく便利!
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