人はどうしても自分だったり、組織だったりの論理で物事を考えてしまいがちです。
しかし、人それぞれの数だけ「世界」があり正解があると考えるようになりました。
人の数だけ正解がある。
会社など組織に所属していると、価値判断の基準がどうしても「組織」になってしまいます。
もっと言えば、「仕事」になってしまうといっていいかもしれません。
それ自体は間違いではないと思うものの、あまり「組織」に力点を置きすぎすると、「人の数だけ正解がある」ということを忘れてしまいそうになります。
当たり前ですが、社会人である前に1人の人間であり、家庭人であるわけです。
「組織」はそこに最大公約の折り合いをつけるという意味ではいいかもしれませんが、全員を幸福にすることが最大の目的にはなっていません。
それぞれ自分のやりたいこと、家族のことなど、自分のタスクがありながら「組織」の一員として仕事をしています。
ぼくは「組織」を運営する立場にないので、上の立場になるとまた、考え方が違うのでしょう。
そこもまた「人によって正解は違う」ということですね。
場所として、景色としての、物理的な存在はひとつだけです。
同じものを見ているといっても、人よっては見方が違うので、人間の数だけ、世界があるといってもいいですね。
人によって違う世界をまとめるために、「法律」があり、「ルール」があり、マナーがあります。
当たり前だけに忘れがちになりますが、自分としてもそのことを頭の片隅において今後過ごしていきたいと思います。
まとめ
人にはそれぞれ視点があり、ぼくの好きな本は世界は人の数だけあるということをいつも教えてくれます。
ノンフィクションの世界で世界にはいろいろなことがあり、国や人がいるということを学ぶことも楽しいですし、フィクションの物語の世界で楽しんで世界の多様さを知るのもいいものです。
他人に対する尊敬の気持ちを持ち続けていきたいです。