高城剛さんの名著『LIFE PACKING』の続編を紹介します。ただのガジェットを紹介した本ではありません。そこに高城さんの現在を見ることができるとても楽しい本です。
高城剛さんの本
高城剛さんの著書『LIFE PACKING』は愛読書です。ガジェットなどを旅の滞在日数に応じて紹介した本ですが、ただのモノの紹介にとどまらず、人生に対する哲学みたいなモノが見えてきて大好きな本です。
その本の続編が出版されたので、早速購入!してすぐに読破したものの、感想を書くのが遅くなっていました。
高城さんの本は本当に面白くて、刺激的です。
この本など何度も読み返しています。
知名度の割に意外と知られていない高城さんの活動。今回紹介する本を読めば、その輪郭が見えてくるかもしれません。
iPhoneで原稿を書く!MacBookは12インチ
今回本を読んで驚いたのは高城さんがiPhoneとBluetoothキーボードで原稿を書いているということです。
前回の本でもMacBook Air11インチを2台持ちし、世界を飛び回っているとありました。
今回の本では高城さんはMacBook12インチを持ち歩いています。
高城さんのような方だと高スペックなMacを持ち歩いているかと思いきや、そこは持ち運び優先でMacBookを携帯しているわけです。
しかも、結構ゴリゴリと使っているっぽい。
前作では99パーセントの持ち物を処分して、残ったものを紹介していました。
今回はさらにそぎ落とされたモノたちです。そういう思考にMacBook12インチが合っているということでしょうね。
人はどこまで身軽になれるのか
荷物を減らし、上手にパッキングし、あらゆるリスクに備え、心身ともに行けるところまで行って、人生を拡大しましょう!
この本を読んでいると、どんどんモノを減らしたくなるので危険ですね笑
どんどんモノを買ってしまうのはこの本の主張とは違ってきてしまいます。Wi-Fiがなくても電気がなくても仕事はできる!と驚いた次第です。
高城剛さんはポーターの10Lのバックパックで世界中を旅しているそう。これには驚きました。ぼくは荷物が多くなりがちなので見習いたいと思います。
これと同じようなモデルですが、これに半月分の着替えを入れて移動しているとは信じられない!
高城さんはアイデアは移動距離に比例すると言っていますが、これだけ身軽に出かけていけるとアイデアがどんどん生まれそうです。
どんな人におすすめか
この本は高城さんがどのようにパッキングをしているかを知ることができるので、ガジェット好きには絶対に読んで欲しい本です。
すべて「本人私物」のモノ紹介本ではありません。前作の書評にも書きましたが、そこに人生哲学が透けて見えることが楽しいのです。
旅好きな人や物を減らすことに関心があること人も楽しめるでしょう。また、カタログ的に読むことができるので時間に余裕のあるときに、のんびり眺めているとアイデアが浮かんでくる本でもあります。
まとめ
今回の本では前作からさらに進化した高城さんの現在の姿を知ることができます。
これだけモノが少ないからこそ、世界中を飛び回りながら仕事ができるのだと納得です。
多くの人に読んでもらいたい1冊です。
検索 高城 LIFE PACKING by 高城剛:これは人生の指南書だ!
今回紹介した本
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