読みたい本があるけれど、書店にはないし絶版だから手に入らないということってありますよね。
そんなときは図書館を通して遠方の図書館から本を借りましょう。
うまく使えば調べ物がぐっとはかどりますよ。
近くの図書館にない本は取り寄せよう。
本を読むのが好きだったり、調べ物をしている人で図書館を利用している人も多いでしょう。
しかし、最寄りの図書館に読みたい本がないということもあるはずです。
新刊ならリクエストで新しく買ってもらう希望を出すことができますが、昔に出た絶版の本だと図書館で買ってもらうことは難しくなります。
そんなときは図書館の職員さんに頼んで、市外、県外などから本を取り寄せてもらいましょう。
基本的には本を取り寄せてもらっても利用する側が費用を負担することはありません。
ただお金の面ですべては受付できないという図書館は一部にあります。
依頼の仕方は自分で調べた本の情報を持って図書館のカウンターで頼むだけ。
コツはタイトル、著書名、出版社、出版年などわかる範囲でメモしていくことです。
その図書館以外から借りた本は丁寧な取り扱いが必要になるなど、普通の利用よりは気をつけることは増えます。
本が届いたという連絡があったら借りに行くか、取り寄せた図書館で読むだけ。
横断検索を利用しよう!
また図書館の世界では県立図書館のレベルで各県の公共図書館の蔵書を調べる「横断検索」というサービスを展開しています。
広島県の場合はこのような感じ。

検索の仕方は基本的にはGoogleなどの検索エンジンと同じです。
岡山県はこのページから検索をします。

仕事などで市外、県外に通っているという人もいると思います。
横断検索で近隣の市に読みたい本があることがわかったら、用事のついでに借りに行くこともできます。
最近では広域利用ということで、隣接する市町の場合は住民ではなくても貸出券を作れることも増えていますので、ぜひ聴いてみてください。
県外の横断検索をしたいという人には日本図書館協会のリンク集が便利です。日本にある公共図書館の蔵書を県ごとに検索することができます。
近くの図書館にあるかを調べるにはカーリルというサービスが便利です。
まとめ
毎年何万点という新刊が発売されていますが、その分すぐに消えていってしまう本も増えています。
勉強や研究、楽しみのために本を買おうと思ってもそもそも書店、ネットでは手に入らないこともあります。
そういうときは図書館を活用しましょう。うまく使えば図書館はとても便利ですよ!