小さいころから本が好きで図書館によく通っていました。図書館のいいところは普段読まない本でも借りることができる点だと思います。
米子市立図書館の本のリストがすごい!
いま、米子の図書館の選書が話題になっています。
こちらのツイートのリストなんですが、米子私立図書館の方が選んだリストが載っています。
これが実にすごい!というか読んだことがない本ばかり。
僕の叔父さんは米子市立図書館で働いているのですが、この度図書館のホームページに「おとなのための100選」という本の紹介ページを作ったそうです。その内容がとてもハードコアで面白いので、もしよかったら是非見てみてください。ぼくは一冊しか読んだことありませんでした。https://t.co/SoVEBj3Rj4
— oono yuuki (@oonoyuuki) 2017年12月1日
ちなみにリストはこちら。
活字離れが進んでいるとか、暗いニュースが多い出版界、図書館界ですがこれだけ攻めた選書ができるのはすごいですね。
図書館は老若男女いろいろな人が利用するので割と一般的に受け入れられやすい本を選んだりする気がするのですが、これだけ本を読んでいるのも尊敬です。
思えば小さいころから図書館通いばかりしていた気がします。今でも旅先で図書館や書店があると思わず入ってしまうほど。
図書館に行く時どんな本を借りるといいか。
この米子私立図書館のニュースを聞いてから考えることがあります。
それは図書館に行ったとき借りてくる本の構成のベストは何かということです。
どういうことでしょう。
多くの図書館では10冊かそれ以上本を借りることができると思います。
そういう時にどんな本を借りるとベストかということです。「好きな本を借りたらいいんじゃない?」という声もあると思います。たしかにその通り。
でもせっかくいろいろなジャンルを借りることができる図書館ならではの選び方をしたいもの。
書店でいくら面白そうな本に出会っても普段読むジャンルと違ったら手を出しにくいもの。その点図書館なら失敗しても読むのをやめればいいだけですからね。
それでは見てみましょう。あくまで私の場合です。
好きな作家の小説。
まずは小説を。
これは好きな作家さんの本を選びます。私の通っている図書館は貸出期間が2週間なのでそんなにたくさんの小説を借りても読み切ることができません。
そのためできるなら面白い本を選びたいところ。ブックリストなどを参考に鉄板の本を選ぶこともあります。
いわば2週間を過ごすエースクラスとなる本。いつも選ぶのに時間を使います。
軽めのエッセイ。
軽めのエッセイも欠かせません。主な目的はほかの本を読んで疲れた時に休憩するため。
前はよく高島俊男さんのエッセイを読んでいました。
女性の作家さんのエッセイもなんか感性が違う気がして面白いです。女性に支持されるモデルさんなどのライフスタイルの本をパラパラとめくると普段と違う脳の部分が刺激される気がします。
歴史の本
個人的には歴史の本も欠かせません。
最近興味を持っているのは江戸時代について。この本はがっつり読むというよりは必要な知識を得るためでしょうか。
興味がある人物の評伝などがあったらとりあえず借りてみて、パラパラと目を通します。
面白くて通読することもありますし、意外な知識が得られて驚くことがあります。
戦国大名の勢力図とか江戸時代の暮らしの再現図などを借りることもあります。
古代ローマの街並みの図なんかもあって面白いですよ。
興味を持っている分野のビジネス書
ここでは仕事に役立ちそうな本を借ります。
その時々で違いますが、コミュニケーションや文章術なんかの本を借りることが多いかな。
ライフハックの本が好きなのでそういう本を借りることもあります。
カリスマ経営者の本を読んでモチベーションを上げることもありますね。
ジェフ・ベゾスについて書いてある本が好きです。
ここで気に入った本は自分で買うこともあります。
写真集や画集など
写真集や画集もいいですね。私は結構借ります。
目的はエッセイの時と同じで休憩の時用。
休みの日にコーヒーでも飲みながらお気に入りの画集を眺めるのはいい気持ちがするものです。
芸術関係に興味はあるもののわざわざ高い画集や写真集を買うまではなかなかいきません。
図書館ならその点を気にしなくてもいいのがいいですね。
ブックリストや読書術の本
これは完全に個人的趣味。
読書についての本を読むのが大好きです。速読や読書エッセイ、書評などさまざまで読書法の参考にもなるし、新しい本の出会いにもつながります。
読書術の本を読むと、読書に対するモチベーションが上がるのでおすすめです。
その日気になった本
図書館に行った日は館内をとりあえずぶらぶら回ってみます。
そして気になった棚は足を止めて適当に本を読んでみます。これは本当にその時の気分によって変わります。
健康の本のこともあるし、法律の本のこともあるし、政治の本のこともあります。
まあ、“ときめき”みたいなものですね。
できるだけ普段読まない本が自分の思考の限界を広げてくれる気がして好きですね。
図書館のいいところはまったく自分と関わることのなかった本と出会えて読めて借りることができること。歴史でも美術でも産業でもふと書棚の前を通り過ぎたときに気になることもある。普段読まない本ほどいい。
— つぶあん@福山ブロガー (@ttsubuan) 2017年12月21日
まとめ
いかがだったでしょうか。
図書館での過ごし方はまさに千差万別。
調べものをしている人もいれば、勉強をしている人もいれば、好きな本を読んでいる人もいる。
今回は私の借りることの多いジャンルを選んでみましたが、もちろんいつもこんなに借りるわけではなく気分次第です。
お子さんのおられる方は絵本とか物語の本が多くなるでしょうしね。
本を買うときは電子書籍だったり、紙の本だったりしますが、ある程度厳選しています。
今後どんどん電子書籍が普及していくでしょうが、いろいろな本と出会える図書館は大事にしたい場所です。