ブログを書く時にネタ探しに苦労するという人もいるかもしれません。そんな人におすすめなのが「図書館に行くこと」。図書館は意外なほどネタの宝庫で、きっとブログを書く時の強い味方になってくれます。
ブログネタを探すのに最適な方法とは?
このブログは2016年に書き始めて2年ほど。
幸い、休んだ日はあるもののやめることなく続けてくることができています。
ブログにどういうスタンスで取り組むかによって違ってくることとは思いますが、ブログネタというのは自分がブログを書く中で結構大きいウェイトを持って考えてきたことです。
このブログは自分の好きなことはなんでも書くという「雑記ブログ」なので、事実上何を書いてもいいわけです。
しかし、実際にはブログを書く段になって、なにを書こう・・となることもありました。
そこで書くためのネタというものが必要になってきます。
パソコンやスマホを前にしてうんうんとうなっているだけでは記事が書き上がることはないので、ネタを用意して、あるいは日々下書きをして、記事を書くわけですね。
ブログを書いている人にはそれぞれ自分なりの「ネタ元」があると思いますが、今回おすすめしたいのは、ズバリ「図書館」です。

photo credit: Lester Public Library Walk a Mile via photopin (license)
図書館がブログネタの宝庫である理由
その理由としては、図書館がブログネタの宝庫である、ということに尽きます。
図書館にはどんなに小さい規模であっても、各分野の本が一通りそろっています。小さな図書館に負けないくらいの蔵書を持っている人でも図書館ほど分野を揃えている人はいないはずです。
これのどういうところがブログに役立つのかというと、本を読むことで新しい知識を得ることができ、ネタを生産できるという点です。
図書館には辞典類もそろっていますから、きっちりとリサーチしてから記事を書きたいという人もピッタリ。
たぶん図書館ほど普通にリサーチに使える場所はそうない。辞書・辞典類、各種統計はもちろん、場所にもよるけどかなり古い本の所蔵がある。古い本は時代を経ているのでかなり面白い。コピーや本の取り寄せにも対応と、たぶんブログを書く人にとっては適している場所。
— つぶあん@福山ブロガー (@ttsubuan) 2018年8月2日
実際に図書館に行ってみれば、各分野の専門辞典の多さに驚くはずです。こういう本を参考に自分なりの調査結果を記事にまとめれば独自性を発揮できるはずです。
新刊、雑誌、新聞など各種媒体も一通りそろっている点もネタ探しに最適です。
男性は女性誌、女性は男性誌、普段読まないジャンルの雑誌を読むのもいいですね。
雑誌の表紙などは読者を引きつけるコピーの勉強にもなります。
図書館や書店では自分の守備範囲外の出会いがあるから楽しんだと思います!
ブラウジングはネタ探しにおすすめの方法
本を探す時の手法として「ブラウジング」というものがあります。これは特に目的を定めず、本棚をながめることです。
特定の調べたい事項の本を探すのではなく、いわばインスピレーションのようなもの、感覚で本を選ぶことになるので普段読む本とは違う本を選べる可能性が高まります。
ネタがない、と困っているときには図書館に行って普段読まないジャンルの棚を「ブラウジング」するのがおすすめ。
世の中にはこんないろいろな本があるのかと感心すると同時に、各分野で情熱を持って本を書いている人が多いことを知ることができます。
普段とは違う本を手に取っているので、自分の得意分野と掛け合わせることでネタが生まれやすい状態になるわけですね。
もちろん、自分の得意分野の本を読んで知識を補強するのもよし。

photo credit: Chen Yen-Chi 好奇心の森「ダーウィンルーム DARWIN ROOM 」 via photopin (license)
書店ではいけないのか?
ここまで読んできて、「ここに書いてあることは書店でも同じでは?」という疑問を持った人もいるでしょう。
たしかに図書館と書店、役割は違うとはいえ各分野の本を置いている点は同じ。
最大の違いはずばりお金がかかるかどうか。
図書館はコピーや一部サービスに費用がかかることをのぞいて、誰でも利用できるように「無料」の原則があります。
書店の場合は営業のため「有料」が大前提。読書に親しんでもらう目的から講演会、コンサートなどを無料で行うケースもありますが、それは例外。
読みたい本が決まっている場合は書店でも図書館でもほとんど変わらないのですが、特定のことについて知りたい、というケースでは「図書館」に軍配が上がります。
各学会の発行する雑誌、大学の紀要など書店では手に入らない本もあります。
ほとんどの人にとっては10冊専門書を買うのだけでも結構な負担のはず。ましてや辞書・辞典の類は高額なことがほとんど。
記事を書く過程で多くの情報を入手する必要があるブロガーにとって、いかに「図書館」が強い味方になってくれるかわかっていただけるはずです。
「図書館なんて自分ちの近くにもあるし本なんてどこでも買えるじゃん」
「ちがうの!!!!ネットで殆どの本は買えるけど知ってすらいない本はそもそも探せないの!!!!新しい本はまだしも古い本やマイナーな本は色んな図書館に足しげく通わないと死ぬまで題名すら知らないまま終わるの!!!!」— ノザキハコネ (@hakoiribox) 2018年7月15日
高額なため、なかなか個人では契約しにくい大手のデータベース、国立国会図書館のサービスを利用できるのもとてもいいポイントだと思います。
国立国会図書館デジタルコレクションはかなり便利で使える子!研究や勉強の強い味方!
図書館の人に聞こう
とはいいつつもどんな専門書があるかわからない、専門の事典で情報の見方がわからないという人もいるでしょう。
そういうときは遠慮なく図書館の人に聞きましょう。(司書さんのことです。)
図書館の人は本のプロなので館内の本のことをよく知っていますし、どこで情報を入手できるかのトレーニングを受けています。
自分の最寄りの図書館にない本・雑誌でも取り寄せ、コピーで対応してくれます。
新しい習い事を始める時にお店で道具についてお店の人に尋ねる感覚で質問するのがおすすめです。
同じように思える「書店員」と「図書館員」では取り扱っている仕事が少し違います。
自分の得意分野のこと、調べていることによって、書店・図書館で詳しい人を知っていると調べ物が格段にはかどります。
この本がとてもおすすめです。

photo credit: evans.photo Alex via photopin (license)
まとめ
ここまで読んでいただけた方は図書館とブロガーの相性が最適だということを納得してもらえたと思います。
ネットで情報を調べることは可能ですが、まだ紙にしかない情報は多く、詳細さ、確実性では本が上回っているところもたくさんあります。
ブログに図書館を活用しないのはもったいないですよ!
ぜひ、図書館をあなたのブログライフのパートナーにしてください。