答えが書いていない本を自分なりに勉強する『栗山ノート』【栗山英樹】

栗山ノート kuriyama note 書評

北海道日本ハムファイターズ監督の栗山英樹さんの著書『栗山ノート』を読みました。

『栗山ノート』読書中!

今日から野球の北海道日本ハムファイターズの監督である栗山英樹さんの著書『栗山ノート』という本を読んでいます。

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この本は栗山さんが試合後に書いているノートをもとにした本です。

答えのない世界をどう生きるか。

栗山さんのノートは中国古典の「四書五経」や偉人の本からの抜き書きで埋め尽くされているそう。

考えてみれば「書き写す」という行為は「学ぶ」ための基本的な行動でした。

東洋の古典には現代日本のビジネス書のように「答え」が書いてあるわけではありません。ましてや重要な箇所にマーカーが引いてあるわけではない。

そのため古典自体を注釈した本が古来無数に書かれています。

しかし、本から学んだことを自分に活かすためには最終的には「自分で考える」という過程が絶対に必要です。

私の野球ノートは、『四書五経』などの古典や経営者の著書から抜き出した言葉で埋め尽くされています。その日起こった出来事をどのように受け止めるのかを考えると、古今東西の先人や偉人が残した言葉が浮かび上がってくるのです。もはや野球ノートというよりも、人生ノートと言ったほうがいいかもしれません。

古典を自分の糧にする方法

本書の構成は栗山監督の心に響いた古典の引用をもとにそれにまつわるエピソード、考え方が書かれているというものです。

章によってテーマが設定されていますが、どこからでも読めるようになっています。

読んでいて驚くのが栗山監督が驚くほどたくさんの古典を読み、自分のものにしているということ。

気になった言葉は何度でも書く。血液に溶け込むぐらいに、細胞に組み込まれるぐらいに、書いて、書いていきます。

これは何度もノートに書き、自分で考え、試合や選手の前で実践し、反省する。

その繰り返しによって自分の言葉と同じくらい古典を「糧」にしているからでしょう。

自分で考え、実践していきたい

ぼくはごく普通の人間ですが、仕事や人生について悩むこともあります。

悩みを解決するためには具体的な解決策を調べるというのもひとつ。そして自分で考えて結論を出すというのもひとつの方法です。

本を読んでいて、いい言葉があったら自分の生活や仕事で実践してみる。トライ・アンド・エラーを繰り返し、体に染み込ませていく。

何度もノートに書き、実践してようやく「わかった」という瞬間が来るのかもしれません。

まとめ

古典というとどうしてもとっつきにくいという印象があります。

この本では栗山英樹さんがプロ野球監督として古典をどういかしているのか、そしてどんな古典があるのかを知ることができます。

人生でも、仕事でも、なにか「きっかけ」がほしいと思う人にぜひ読んでもらいたいですね。

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今回紹介した本

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