福山市の邂逅レコードでCD初期のキンクス「アーサー」を買いました。
キンクスの初期CD
日本での知名度はビートルズクイーンには及ばないものの、一部ではもっとも「イギリスらしい」とも言われるバンド、キンクス。

今回キンクスが1969年に発表した代表作「アーサー」のCDを福山市の邂逅レコードで買ってきました。
キンクス『アーサー』50周年記念盤。最&高。 | STRUMBLOG ストラムブログ
去年50周年記念盤が出たばかりですが、今回購入したのは1990年のCD初期のころにリリースされたUS盤です。
アナログテイストなサウンドが楽しめる!
どうしてこれを買ったかというと、このCDがアナログのマスターテープを使っている「AAD」だからです。

「AAD」とは「Aアナログ録音、Aアナログミキシング、Dデジタルマスタリング」を指す用語。
『AAD』と『ADD』の違い、知ってますか? | サウンドインプレッション by Audio Shop PLUTON
そこまで違いがわかるのか、と言われたら苦しい部分もありますが、今回買ったCDを聴いてみたところ、アナログっぽい音を感じることができました。
AADのCDはリマスター前の音が楽しめるということで一部のファンから人気があります。(前に手に入れたBBキングのCDもいい音でした)

たしかに聴いてみると最近のパキッとしたサウンドとは違う、まろやかな音質です。
音圧はそこまでではないものの、逆に生々しいような「ロー(RAW)」な感じとでもいったらいいのでしょうか。
何度もリピートしても飽きない名盤ですね。 演奏もいいです。
CDが普及し始めたころなので、CDについての説明が載っているのも面白いです。
まとめ
デジタル音源も「音圧」を競う段階は一段落して、いかに自然にマスターの雰囲気を再現しているかという流れになりつつあります。
そんな流れで今回キンクスの名盤を楽しんでみました。
今となっては貴重な記録!87年モノCD「With The Beatles] | つぶログ書店