ぼくは引っ込み思案なタイプです。思い切って行動でないことが悩みというか、積極果敢といった感じではないのはたしかです。
いまはブログを書いていますが、ブログ書いてみたいなと思ってから実際に始めるまで2〜3年くらいはかかったでしょうか。そんな弱点を解消するためにこの本を読みました。
ほんの「0.1歩」から人は変わる
この本ではまず
人間とは非常に頑固であり、過剰なまでに自分の殻に閉じこもろうとする生き物である
と言っています。たしかに思い当たる節があります。何か行動する前に「上手く行かなかったらどうしよう」と考え行動しないことが度々ありました。
これって自分を守るためのマインドなんですよね。行動しなければ、少なくとも後悔することはないという思考です。
これまでのぼくがそうでしたね。まず一歩踏み出してみればいいのにと今では思いますが、当時は行動できなかったです。
これが頑固だと感じる点ですね。この本では0.1歩でいいから踏み出そうと書かれています。変わるためには一歩も必要ないということです。
とりあえずやってみよう!という思考が必要だということです。
心の硬化症をときほぐせ!
本書では心理的硬化症という言葉が紹介されています。
これはダニエル・ゴールマンの言葉で心や行動が硬直化してしまうことです。一歩を踏み出せない人はこの心理状態になっているというのです。
失敗を恐れる人ほど、ゼロイチ思考に陥ってしまします。
物事の多くはイエスかノーかで割り切れないのに、極端に考えてしまいがちです。
「できない真理」を克服することが必要だと述べられています。
自信なんて必要ない
「できない」を「やってみよう」に変えるには自信は必要ありません。とにかく「やってみること」です。
「やってみること」によって、少なくとも「やってみた」という事実は残ります。
そのためには目標を細かく分け、成功体験を積み重ねることです。
自信はその後からついてくるということですね。たしかにやらないままでは何も得られません。
3日坊主でも、3日やったという経験は残ります。そこで得られたことをフィードバックし、反映させていくことこそが大事なのです。
ブログを始めて良かった!
このブログを始める前も、WordPressに興味がありいろいろ調べていたにも関わらず、なかなかブログを始めることはありませんでした。
意を決して、ブログを始めた時にもlivedoorブログを選択しました。(これにはイケダハヤトさんの影響もありますね)
そして4月にWordPressに移行したわけです。思えば大分遠回りしてしまったものです。
しかし、今はブログを始めてよかったと断言できます。自分の考えを発表できることは嬉しいし、多くの人に読んでもらえます。
ブロガーさんと交流することも出来ます。
ブログを始めるという、たった一歩を踏み出しただけで、ここまで自分に変化が起きるとは思いませんでした。
まとめ
この本に取り上げられている「できない」理由を探している人というのは、そのまま過去のぼくでした。
ブログを始めるという一歩でたくさんの変化を経験できた今としては、失敗してもいいからいろいろなことに挑戦してみようという気持ちになっています。
ぼくと同じ悩みをかかえていた「できない」と思っている方におすすめしたい1冊です!