本を読んでいると、自分の悩みがすでに他の人によって考えられていたということがあります。これをうまく利用することできっと楽になります。
生きている上でいろいろ生じる疑問
毎日生活しているといろいろな疑問が生じます。
仕事の疑問から、哲学的なことまで。
そんな時はやっぱり本を読むのがいいですね。
本によって得られること3
ストレスの軽減
人は日々問題や悩み事に直面する。しかし、こうした悩みに対する解決法はほとんど本に書いてある。本に書かれている方法を忠実に実践すればほとんどの悩みは解決、軽減することができる。— 読書による成長 (@honwoyomukoto) 2018年2月18日


なぜ、そう言い切れるのでしょう。
それは、本の世界は人類の悩みの集大成だからです。
本にはなんでも書いてある
本をひもとくと、そこに驚くほど多様な人間模様が描かれています。
昔から本屋さんが大好き。本にはなんでも書いてある、本屋さんにはなんでもあると思ってる。ほっとするもの、はっとするもの、ウキウキするもの、心地よいもの。たいていの悩みやモヤモヤは本屋さんに行けばふわ〜っと力が抜けて心が良い方向に向いてたりする。本屋さん、なんだかとっても好きなんだ。
— シラタニマイ (@ShirataniMai714) 2018年2月23日

たとえば、ブッダの本を読むと、そこに人のことについてとことんまで考えたすえに、シンプルの境地にたどり着いた言葉を知ることができます。
『旧事諮問録』という明治時代に書かれた江戸幕府役人などの聞き書を読むと、江戸時代の習慣に感心しながらも、現在と共通することを見つけることができるはずです。
本に書いてあることは、古今の偉人、哲学者、文学者などが考えに考えた結果なので、まずは1回受け取ってみるのがおすすめです。
本を読んでいることに対しての反論として、「自分で経験して感じる方が大切だ」というものがあります。
もちろん、それはわかります。自分で経験できることに越したことはありません。
でも、歴史上の人物のような、あるいは今をときめく世界的企業の創業者のような状況を体験できることはそんなにないでしょう。
自分の頭で言語化して、悩みを解決できるのが最もいいのですが、素直に一流の言語感覚に身を任せてみるのもいいでしょう。
まずは考えをインストールして、それから自分で考える方がいいと思います。
まとめ
人生の経験値を上げるには、回数を増やす=打席に立つ回数を増やすことが大切だといいます。
つまり、試行回数を増やして、生じた結果にレビューを加えて向上していく。
いわゆる「PDCA」と呼ばれるフレームワークです。
自分でこのサイクルを回せればいいですが、本で事例を収集して、自分なりの考察を加えることでもある程度代用できます。
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