自分の体験が足りなくても「本で補う」=「インストールする」という要領で本を読む。

らくだと少女 本・読書に関すること

本を読んでいると、自分の悩みがすでに他の人によって考えられていたということがあります。これをうまく利用することできっと楽になります。

生きている上でいろいろ生じる疑問

毎日生活しているといろいろな疑問が生じます。

仕事の疑問から、哲学的なことまで。

そんな時はやっぱり本を読むのがいいですね。

うさぎ
本なんて紙(画面)の上の出来事だし、現実には役に立たないでしょう?
つぶあん
いえいえ、そんなことないんです!

なぜ、そう言い切れるのでしょう。

それは、本の世界は人類の悩みの集大成だからです。

本にはなんでも書いてある

本をひもとくと、そこに驚くほど多様な人間模様が描かれています。

つぶあん
そう、本にはなんでも書いてあるのです。

たとえば、ブッダの本を読むと、そこに人のことについてとことんまで考えたすえに、シンプルの境地にたどり着いた言葉を知ることができます。

旧事諮問録』という明治時代に書かれた江戸幕府役人などの聞き書を読むと、江戸時代の習慣に感心しながらも、現在と共通することを見つけることができるはずです。

本に書いてあることは、古今の偉人、哲学者、文学者などが考えに考えた結果なので、まずは1回受け取ってみるのがおすすめです。

本を読んでいることに対しての反論として、「自分で経験して感じる方が大切だ」というものがあります。

もちろん、それはわかります。自分で経験できることに越したことはありません。

でも、歴史上の人物のような、あるいは今をときめく世界的企業の創業者のような状況を体験できることはそんなにないでしょう。

自分の頭で言語化して、悩みを解決できるのが最もいいのですが、素直に一流の言語感覚に身を任せてみるのもいいでしょう。

まずは考えをインストールして、それから自分で考える方がいいと思います。

まとめ

人生の経験値を上げるには、回数を増やす=打席に立つ回数を増やすことが大切だといいます。

つまり、試行回数を増やして、生じた結果にレビューを加えて向上していく。

いわゆる「PDCA」と呼ばれるフレームワークです。

自分でこのサイクルを回せればいいですが、本で事例を収集して、自分なりの考察を加えることでもある程度代用できます。

photo credit: NightFlightToVenus Feeding the camel at sunset via photopin (license)

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