探している情報のサイドが面白い
こんにちは、読書ブロガーつぶあんです。
本を読んでいて、探している情報だけではなくて、その周りに付随している情報がおもしろいのではないかと思っています。
何かの調べ物をしているとき、求めている情報が見つかればそれでOKなわけです。
でも、ネットでも図書館でも調べ物をしていると、ほかの情報がいろいろと目に入ってきますよね。
辞書や辞典でいうと探していること以外の項目が目に入ってくるイメージです。
こういった情報は役に立たないわけではないけれど、すぐに役立つ情報ではありません。
しかし、こういう必要な情報のサイドにおいしい「素材」があることが多いのです。
たとえば文章を書くときにパソコンやスマホについて書くなら、扱うものについての情報を調べれば事足りる。
調べる過程でTwitterやブログを見ることになりますが、なかなかそのものズバリの情報は転がっていません。
そのため時間をかけて多くの情報から必要なものを選び出すことになります。
必要な情報以外はノイズといってもいいのかもしれませんが、今書いている文章に役立たなくてもあとあとブログネタや企画のネタになりそうな情報やデータが手に入ることがあります。
その一見ムダなような情報をストックしておくと、後々役に立つことがあります。
そもそも「教養」自体も生きる上では直接は必要ないものという側面があります。それは直接仕事に使えたり、生活に直結するわけではないから。
でも、自分から情報発信をしていったり、周りの人と会話する中で、「面白い」と思ってもらえるにはそういう余分な情報が大切。

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情報をストックする方法とは?
面白い人になるにはそういう一見役に立たないような情報をいかにストックしておくかが大切です。
すぐには役立たない情報なわけですから、ストックする方法が問題になります。
こういった情報はいつか役に立つかもしれない。
でも、すぐに使うわけではない。
そういうときは記録した上で自分の頭から出してしまうといいでしょう。
簡単にいうと「忘れてしまう」こと。
自分の頭から出して、別な場所に保存していつでも引き出せるようにしておくのが理想です。
私がおすすめするのは、やっぱりメモアプリの老舗「Evernote」。
もちろん自分の使いやすい方法で大丈夫です。iPhoneの標準のメモでも、GoogleKeepでも、テキストエディタでもOK。
最近注目しているのがDripというサービス。
これはWebクリップに特化したサービスで、全文ではなくWeb上の「一文」を保存してくれます。
役に立つ部分だけをどんどん保存してくれるので、ネタ帳として最高なのです。
ブロガー的にいうと埋め込む機能があるのが嬉しいところ。
こういう感じで見映えのいい引用を貼り付けることができます。
「自分の見識」を持ち、さまざまな事象について「自分の言葉」で語ることができ、どんな情報も自由に自分で編集でき、どんな人に対しても自分らしく自由自在でいられる状態。そんな「人生の達人」になっておもしろく生きていきたい。そんな思いからノートを書くことをはじめました。
Evernoteとも連携できるので、調べ物の過程で気になった一文はどんどんクリップしてヒマな時に眺めるのがおすすめ。
Drip(highlite)でクリップしたものを、Evernoteに保存する方法 – 情報管理LOG
いろいろなクリップを見ていると、アイデアの組み合わせで面白いことを思いつくことができるかもしれません。
Twitterで面白いツイートや役立つ情報が見つかったら、最近搭載された機能の「ブックマーク機能」を使うのもあり。

Twitterの仕様の変更で今後どうなるかわからない面があるものの、URLを保存するよりも便利かもしれません。
能動的に情報を取りに行くという面ではTwitterの検索を駆使するのもいいですね。最近目にして便利だなと感じたのがこれ。
検索欄に調べたい単語と一緒に「min_faves:100」って入れると100以上いいねが付いてるツイートが表示されるし、「min_retweets:10000」1万RT以上されてるツイートが出るから皆さん積極的に使うといいと思いますよ🤔💓 pic.twitter.com/yxdsPaRzJW
— きょむ (@kyom_diet) 2018年3月4日
この方法で調べている分野の「いいね」がついているツイートだけ調べて保存するのが良さげ。
アイデア溢れる人になるには
私の場合は最近紙のノートにハマっているので、気づいたことをとりあえず書き留めたりしています。
こういった蓄積はすぐに役立つわけではありません。
ただ、この蓄積をくり返しているとあるとき脳の中で化学反応がおきて、アイデアを思いつくことがあるわけですね。
これがいわゆる「降りてくる」状態なのかも。
無限にアイデアを思いつくタイプの人は不要かもしれませんが、私のようなブロガーの場合、いろいろ工夫が必要になってきます。
悪あがきみたいなものですが、この過程が結構楽しかったりします。
まとめ
極端にいえば、こういう付随した情報のストックをたくさん持っていて、自由に引き出せる人のことを「教養がある」というのかもしれません。
人間の脳は忘れるようにできていますから、負担を減らし、いかに効率的に情報にアクセスできるかがカギとなります。
私もいろいろ模索しているうちの一人です。
たくさん工夫をして、面白い記事を書けるようになりたいな、と思っています。
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