=3089/9934:10000回の悔しさに耐えた男

シアトルの街並みイチロー 野球・MLB

イチロー選手が正式に引退を発表しました。

イチロー引退

イチロー選手が会見し、正式に現役引退が発表されました。

日本での開幕戦が最後の試合となりました。

自分の人生のほとんどがイチロー選手がプレーしている時代だったので、正直今になっても引退が実感できていません。

ただ、とうとうこの日が来たか、という思いです。

約10000回の悔しさに耐えて

今回の記事のタイトルは3089がメジャーでのヒット数、9934がメジャーでの打数からとっています。

Ichiro Suzuki Stats, Fantasy & News | MLB.com

これはイチロー選手が日米通算4000本安打を放った時に会見で語った言葉、

4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね。

をイメージしてつけてみました。

8000回の悔しさを超えて:イチロー選手の言葉から

キャリアの終了を迎えたイチロー選手は4000本安打のころからさらに打席を積み重ね、先ほども書いたように通算の打数は9983。

イチロー選手の言葉を借りるなら、ほぼ10000回の悔しさに耐えてきたということになります。

ヒット一本って、 飛びあがるぐらいにうれしいんですよ、 実は。 二〇〇三年の二〇〇本安打の ときなんて、涙が出ましたから。

引用:ほぼ日刊イトイ新聞 – ヒット一本が、どれだけうれしいか。

 

▲だからこそ、一本のヒットが飛び上がるくらいに嬉しいんだと思います。

常に変化し続ける

イチロー選手といえば、常に変わり続けるバッティングフォームも印象に残ります。

シンガーのニール・ヤングに「変わり続けたからこそ、変わらずに生きてこれた」という意味の発言があります。

それをまさにキャリア全体で体現しているのがイチロー選手ですね。

イチロー、クーパーズタウンへ

イチロー選手の野球選手としての次のステップは野球殿堂入りです。

アメリカの野球界で最大の最高の名誉とも言えるのが殿堂入りです。

一言で可能性をいうと“確定”です。

数年前からアメリカのメディアからは「いますぐ引退しても1年目での殿堂入りが確実」と報道していました。

関心は殿堂入りできるかどうかではなく、得票率がどこまでの水準に行くかです。

マリアーノ・リベラが史上初めて得票率100パーセントでの殿堂入りを果たしましたが、イチロー選手も90パーセント台後半の得票は確実でしょう。

一足先に殿堂入りを果たしたヴラディミール・ゲレーロも「クーパーズタウン(殿堂)で会おう」とイチロー選手のキャリアをたたえています。

まとめ

まさに一つの時代の終焉。

これからまたイチロー選手を超えるような選手に出会えることを期待しています。

イチロー選手に学ぶ夢に向かうとき8000回の悔しい思いを超えているかどうか。まだまだ改善する余地しかない。

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photo credit: WSDOT South tunnel portal and downtown Seattle via photopin (license)

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