20世紀を代表する名ピアニスト、ヴラディミール・ホロヴィッツの最後の録音「The Last Recording」を中古で入手しました。
名人ピアニスト、ホロヴィッツの最後の録音
クラシックを聴くようになってから、ピアノ曲がすごく好きになりました。
中でもヴラディミール・ホロヴィッツはお気に入りのピアニストです。
一番最初に買ったホロヴィッツのアルバムは、ホロヴィッツが本国に凱旋した「ホロヴィッツ・イン・モスクワ」です。
それから、ショパン、ベートーヴェンを演奏したアルバムを買いましたが、今回はホロヴィッツの亡くなる前最後の録音となった「ザ・ラスト・レコーディング」です。

録音はホロヴィッツの自宅で行われました。

ライナーに載っている写真がホロヴィッツも自宅で撮影されたんでしょうね。
ホロヴィッツは割と気むずかしいタイプの人だったようで、この時86歳ということもあり、リラックスかつ体力的な面を考えて自宅で行われたのでしょう。
20世紀を代表するピアノ界の巨人ですから、年を取ったといっても、初心者が聞く分にはまったくわかりません。
ラインナップとしては超絶技巧の難曲ではなく、どちらかと言うと小品が選ばれています。
クラシックの感想に合っているかはわかりませんが、テクニック的に若いピアニストに敵わなくなっても、もともと持っていた響きの美しさ、表現力みたいなものが逆に磨かれていったのてはないかと思います。
このアルバムを聴いて、ますますホロヴィッツが好きになりましたよ。
なぜかこのCD、廃盤みたい。
でも、中古で探せば、割と見つかる感じです。
ぼくはヤフオクで輸入盤を購入しました。
スタジオやホールとはまた違った録音の難しさがあったはずですが、音はとてもいいです。
まとめ
ホロヴィッツはこのアルバムの録音を終えた数日後になくなってしまいます。
まさに“スワンソング”となってしまったわけですが、そのことを抜きにしてもとても素晴らしい演奏です。
ジャケットも素晴らしい。
おすすめのアルバムです!
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