歴史を知ると毎日がもっと楽しい!と最近よく思います。
学生時代のイメージで敬遠するのはもったいない!ですよ。
歴史を知らないのはもったいない
最近、歴史を知らないのはもったいない!と感じることがあります。
歴史を知るというのは別に専門書を読んだり、古文書や外国語の資料を読むということではありません。
もちろん、それらはすごく大事な研究なんですが、いきなり本気の研究を勉強するっていうのはしんどいですよね。
地域の歴史を知れば楽しい
でも、安心してください。
どの県でもその県の歴史をまとめた『広島県の歴史』、『広島県の歴史散歩』(両方とも山川出版社)のようないい本があります。
旅先の歴史を調べるのにおすすめの本!『歴史散歩』シリーズ | つぶログ書店
こういう本を読んでおくだけでも地域の歴史を知るきっかけになるし、旅行先の本を読んで行けばより一層旅を楽しむことができます。
歴史を知ることでドラマや小説をもっと満喫することもできるようになるわけです。
お城や神社、お寺に行ったりすることもあると思いますが、ざっくりとでも流れを知っておくと現地に行った時の喜びが何倍にもなります。
「歴史」と向き合うスタンスについて
歴史の本では自分だけが知っている真実!系の本がたくさん出版されています。
そういう本は派手だし、目に付きやすいので読んでいる人はたくさんいます。
センセーションでそういう本・新説に魅了されるのはすごくよくわかります。
おすすめなのは気鋭の歴史学者、呉座勇一さんの『陰謀の日本中世史』という本です。
日本の歴史の中で本能寺の変を始め数々の事件がありましたが、とかく陰謀論で語られがちです。
そういった陰謀論を歴史学者の手法で解き明かしたすこぶる面白い本です。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とよく言いますが、そこまで難しく考えなくてもいいと個人的には思います。
歴史上の人物たちの時代とは考え方も常識もまったく異なるので、現代の基準で評価すること自体もかなり難しいことだと思います。
歴史学の手法を学ぼう!『陰謀の日本中世史』【呉座勇一】 | つぶログ書店
まとめ
歴史は限られた資料から事実を復元しようという試みだと思っています。
現代にぼくたちが行けているように過去にはそれぞれの時代の人が生きていたわけです。
そういう流れについて考えてみると、これまで知らなかった地元の歴史を知るきっかけになるはずです。