わからないからこそ歴史は面白い!

銅像

ふと、感じた歴史の面白さについて書きました。

歴史は変わるから面白い!

歴史が大好きです。大学の時も日本史(近世史)を研究していたし、今でも図書館で本を借りて読んだりしています。

最近の関心は江戸時代の初期から安定するまでの流れというか、駆け引き、ですね。

あとは江戸時代の大名の家格とか。

歴史って過去に起きたことなのにわからないことも多い。だから、面白いと思います。

歴史って基本的に勝者が記録していくもの。

だから、その陰で埋もれていった事実もたくさんあるんじゃないかと思います。

歴史では庶民の生活のことがわからないことが多い。それは単純に記録が残っていないという面もあります。

字が書ける人が少なかっただろうし、わざわざ毎日の食事を記録に残したりしなかったでしょうからね。

その点、現代はライフログの普及やInstagramでの発信などで普通の人の情報があふれています。

後世の研究者はそういうネットの情報を元に研究するのかなと考えたりもしますね。

合戦の様相も変わってくる?

たとえば、桶狭間の合戦。

織田信長が今川義元の大軍を少ない人数の奇襲で破ったとして、また信長の名を一躍知らしめた戦いとして知られています。

一説には織田軍2000に対して、今川軍35000とか。

これは乾坤一擲というか、奇襲でイチかバチかしかないように思われます。

しかし、最近読んだ記事によるとこのた戦いの様相はまるで違ってきます。

と言うのも、信長は当時尾張を統一していたのでかなりの兵力を動員できたのではないかというのです。

尾張の石高は今川義元の領国三ヶ国を合わせたよりも大きい。

信長は当時周囲に敵を抱えていますから、すべてを投入できるわけではないにせよ、2000ということはないだろうという説です。

この点は信長の伝記『信長公記』の記述に筆者の意図が入っているのではという考察がなされています。

事実は分かりませんが面白いと思います。

最近関心があるのが関ヶ原の合戦に関すること。

徳川家康が覇権を確立した戦いということが通説ですがいろいろな見方があることを知りました。

この戦いの本質は豊臣政権内の権力争いにあり、表向きは天下を奪うために行われたのではないということです。

もちろん、家康もことここにいたっては天下を獲ることを視野に入れていたとは思いますが、それを出してはいない。

二重公議体制という用語があり、これは徳川政権が確立してからも豊臣氏が特別な地位にあり続けたというものです。

学会の主流とはいえないものの、面白いなあと思います。

関ヶ原といえば、徳川秀忠の遅参問題。

中山道を進軍していた秀忠が真田の上田城の攻略に手間取り、関ヶ原本番に間に合わなかったというものです。

本を読んでみると、この秀忠軍の行動は予定のもの。

秀忠軍の目的は中山道を制圧することにあり、上田城を落とせなかったのは失策ではないということもあります。

そもそも籠城を決め込んだ城を短期間で落とすのは難しいもの、が。

関ヶ原で決戦が行われたのは、小早川秀秋が西美濃最大の山城のあった松尾山に進出したことによるもの。

まったく予想もしていなかったとは思えませんが、予定通りの展開ではなかったはず。

そのため家康は関ヶ原を外様の豊臣大名を中心に戦わざるを得なくなったのです。

もっとも秀忠はこの戦いに間に合わなかったことを後年までかなり気にしていたようです。

まとめ

歴史って本当に面白い。

現代なら総理大臣がどういう過程で政策を決めたのかわかります。

もちろん、すべてではないですが、官邸に誰が呼ばれたかはマスコミが把握していますし、密室で決められてもそれまでの関係者の発言などから新聞には分析が載っています。

しかし、歴史となると信長、秀吉、家康クラスの大物でもどうやって方針を決めていたかわからないことも多い。

どういう人物と会い、どういう意思決定をしていたのか大いに興味がありますね。

賢者は歴史に学ぶといいますが、歴史は教訓の宝庫です。

photo credit: Dick Thomas Johnson Katsu Kaishu via photopin (license)

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